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カテゴリ:読者レビュー(島田荘司)
2024年11月21日 ★★★★ 11月に入り伊坂幸太郎の「バイバイ、ブラックバード」を読んでから少し読書から離れていたので次は何を読もうかと考えて、東西ミステリーベスト100の電子書籍版を眺めていたら、確かに2、3年前に島田荘司の名作2冊を買って「異邦の騎士」だけ先に読んで、1冊未読なのを思い出したので、迷わず東西ミステリーベスト100で第21位になった本作を前回読んだ「異邦の騎士」以来約3年振りに読んでみることにした。 北海道の最北端・宗谷岬に傾いて建つ館――通称「斜め屋敷」。雪降る聖夜にこの奇妙な館でパーティが開かれたが、翌日、密室状態の部屋で招待客の死体が発見された。人々が恐慌を来す中、さらに続く惨劇。御手洗潔は謎をどう解くのか!? 日本ミステリー界を変えた傑作が、大幅加筆の改訂完全版となって登場!(BOOKデータベースより) 個人的には十分楽しめた作品でした。文庫版の解説にも書かれているが私が大好きな作家の綾辻行人さんの館シリーズの原点となる作品らしい。 内容はと言うと北海道の宗谷岬に傾いている屋敷「流水館」があり、そこで来賓を招いてクリスマスパーティの夜に起こる密室殺人。その殺人の真相と館の関係とは。。。 この作品の評価が分かれるポイントは、やはり非現実的で奇想天外なトリックを受け入れられるかどうかでしょう。 あと、読者への挑戦状を送ってきますが、真相を知るとトリックや伏線も納得するのですが、トリックに関しては絶対と言って良いほど解けないと断言出来ます。。。 ただ、正直犯人は多分この人物だろうなとは予想はつきましたが、如何せんトリックが複雑すぎ!! 最後に犯人の殺人動機ですが、複雑なトリックとは真反対でちょっと後付けっぽい感じを受けた印象で、改訂完全版で変えても良いのにと思ったぐらいでした。 3年前に「異邦の騎士」を読んだ時にも思いましたが、10年以上前に読んで完全に忘れている島田荘司の代表作である「占星術殺人事件」を再読してみたいと改めて思いました。
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最終更新日
2026.06.28 06:50:21
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