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2024.12.20
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2024年12月20日
★★★★
今年の最低目標であった年間24冊は既にクリアしていたが、あと1作品で年間24作品に到達する中、未読の本棚を眺めていると昨年3冊読んだ江戸川乱歩賞作品がまだ10冊以上あることがわかり、じゃあ久しぶりにどれを読もうかと何冊か手にとってパラパラと流し読みした結果、私の好きな警察小説で、かつスパイものである第53回江戸川乱歩賞受賞作の「沈底魚」を昨年末に読んだ「脳男」以来、1年ぶりに期待して読んでみることにした。

現職国会議員に中国のスパイがいるという情報によって、極秘に警視庁外事課に捜査本部が設置された。指揮官として警察庁から女性キャリア理事官が送り込まれるが、百戦錬磨の捜査員たちは独自に捜査を進める。その線上に浮かんだのは、次期総理の呼び声高い芥川健太郎だった。(BOOKデータベースより)

まず読後の感想を一言で言うと本作は単純な警察小説ではなく、公安警察に国際謀略&スパイが絡んだ魅力的な小説である。
主人公の不破やそれに対立するヤクザ顔負けの五味グループが味が出ていたのと、肉まんや海坊主等のスパイたちの暗号名といい、不気味で何を考えているのか分からない容姿も特異な女性管理官の凸井の登場など著者の新人らしからぬ実力を感じた作品で350ページと短めではあったが、最近では珍しく3日で読み切ってしまいました。政治や権力、組織の裏が見え隠れするなど魅力な作品で、著者の他の作品も読んでみたくなります。





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最終更新日  2024.12.21 06:39:47
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