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2025.01.31
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カテゴリ:読後レビュー

2025年1月31日
★★★★
先週今年最初の読書の一冊を読み終えて、さて今週は何を読もうかとネットで調べていると、以前数々のミステリーランキングにランクインして読んだ「方舟」の著者である夕木春央の作品が目に留まり、「この島にいる間、殺人犯が誰か知ろうとしてはならない」など犯人からの「十戒」を課されるという本作を期待して読んでみることにした。

殺人犯を見つけてはならない。それが、わたしたちに課された戒律だった。 浪人中の里英は、父と共に、伯父が所有していた枝内島を訪れた。 島内にリゾート施設を開業するため集まった9人の関係者たち。 島の視察を終えた翌朝、不動産会社の社員が殺され、そして、十の戒律が書かれた紙片が落ちていた。 “この島にいる間、殺人犯が誰か知ろうとしてはならない。守られなかった場合、島内の爆弾の起爆装置が作動し、全員の命が失われる”。 犯人が下す神罰を恐れながら、「十戒」に従う3日間が始まったーー。(BOOKデータベースより)

孤島を舞台としたクローズド・サークルものの作品で、犯人の指示する十の戒律を破った場合は島ごと爆弾で爆破させるという行動が規制されるという状況設定はなかなか面白い作品でした。
ただ、みんな十の戒律に従うのですが、ちょっと不自然過ぎるところがあり、何か抵抗出来ないのかと感じるなど、もう少し読者に対して納得し得る状況が書かれていればと感じる部分は多数ありました。また、こんな状況において緊迫感や恐怖というものが感じられないのが少し残念です。
「方舟」を読んだ時にも感じましたが、期待が持てる作家であるのは確かで、次作も是非読んでみたいと思います。







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最終更新日  2025.02.08 12:04:27
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