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2025.02.21
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2025年2月21日
★★★
2月頭に読んだ西澤保彦の腕貫探偵シリーズのあと、少し間が空いたが次は何を読もうかとネットの直木賞や江戸川乱歩賞の過去の受賞作品を眺めていたら、第57回江戸川乱歩賞受賞作で川瀬七緒のデビュー作でもある「よろずのことに気をつけよ」をお薦めするサイトがあり、次はこれだと買って本棚に眠っている本作を引っ張り出して読んでみることにした。

都内に住む老人が自宅で惨殺された。奇妙なことに、遺体は舌を切断され、心臓をズタズタに抉られていた。さらに、縁の下からは「不離怨願、あたご様、五郎子」と記された呪術符が見つかる。なぜ老人はかくも強い怨念を受けたのか?日本の因習に絡む、恐るべき真相が眼前に広がる!(BOOKデータベースより)

難解な言葉が頻繁に出てくるので少し読みづらい部分もありましたが、興味深く読ませて貰いました。
内容はというと、何者かに殺害された老人の孫が、自宅から発見された呪術符を持って文化人類学者の助けを借りるため訪れるところから物語は始まる。
その老人を何十年も呪い続ける理由に二人が迫るホラー要素の強いミステリー小説です。
呪術や地域の風習などが多く登場するためかなり難解だが、そこは都度説明が入るので意味不明になることはない。前半は中だるみするところもあったが、中盤から終盤にかけて迫力ある展開でちょっと恐怖を感じさせる非常に魅力ある作品でした。
著者の法医昆虫学を題材とした作品も機会があれば読んでみたいと思う。





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最終更新日  2025.02.21 20:51:58
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