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カテゴリ:読書レビュー(道尾秀介)
★★★ 笑うハーレキンを先月久しぶりに読んで期待外れに終わったが、山本周五郎賞を受賞した本作にいつもの道尾作品らしさを期待して読んでみた。 駄目だと思った。それでも世界は、続いていた―少女は無限の想像力でこの世界を生き延び、少年はたった一つの思い出にしがみつく。一匹の蝶が見た悲しみの先に広がる光景とは…渾身の連作群像劇。 (BOOKデータベースより) 連作短編集の全6章の登場人物が何らかの繋がりを持つ構成で前半の3章は悲劇的な結末なのに対して後半3章は暖かみのある作品に仕上がっている。個人的には前半のペースで最後まで行って欲しかったのだが、これも道尾作品なのかなとも感じた。う~んやっぱミステリーにはまった張本人だし、書いて欲しいし、読んでみたい。
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最終更新日
2025.02.22 17:27:54
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