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カテゴリ:読書レビュー(伊坂幸太郎)
2025年5月2日 ★★★ ずっと月2、3冊ペースで順調な読書だが、いつもGWは読書が中断されるので、その前に何を読もうかと未読の本棚を眺めると、新潮文庫の伊坂幸太郎の作品が5冊ある事に気が付き、昨年の11月に連作短編集の「バイバイ、ブラックバード」を読んだ時に来年はこれらを順に読もうと思ったのを思いだし、まずは伊坂幸太郎のデビュー作品である本作から読んでみる事にした。 コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか? (BOOKデータベースより) まず文庫版解説の出だしに「なんてシュールな小説か」と書かれているが私も不思議な世界感を感じた作品でした。 「シュール」って?たまに聞く言葉で意味もわからずに使いがちな言葉だが、なんとなく言葉の響きがこの作品に合っている気がするのが不思議です。 内容はというと、コンビニ強盗に失敗したあと逃走する事になった主人公の伊藤だが気が付くと見知らぬ島にいた。そこは牡鹿半島の沖にある?外界から遮断された荻島という島だった…。 島には言葉を話すカカシの優午が居て、未来を見通せるというのだが、ある日その優午が殺される。何故未来がわかるはずの優午は自分の死を阻止できなかったのか?その謎を伊藤達が追いかけるだが、優午の死には深い意味が込められていたのだ…。 個性的で且つ完成度が高い作品をデビュー作にするのだから、その後の伊坂幸太郎の活躍に納得させられる。 あと、伊藤を追ってきた城山の末路はある程度の予測はついたが、ガッツポーズをしたのは私だけではないでしょう(笑。
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最終更新日
2025.05.03 12:45:31
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