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カテゴリ:読後レビュー(大沢在昌)
2025年11月24日 ★★★★ 宮島未奈氏の2024年の本屋大賞受賞作の「成瀬は天下を取りにいく」の続編「成瀬は信じた道をいく」を読んだあと、次は最近読んでいない警察小説を読んでみようかと未読の書棚を眺めていたら大沢在昌の新宿鮫シリーズが数冊買いだめているのが目にとまり、果たしていつ読んだのかと調べてみるとなんと2019年3月だとわかり、読み始めたら止まらないのに何故こんなに読まなかったのかと不思議に思ったが、新宿鮫Ⅴの炎蛹以来約6年半振りに読んでみることにした。 西新宿のホテルで元CIAのアメリカ人が殺された。事件の鍵を握る平出組の前岡に迫る鮫島。しかし、なぜか公安警察が立ちはだかった。その背後には元公安秘密刑事・立花の影が。捜査の過程で鮫島は、美しく孤独な女・杉田江見里と出逢い、惹かれていく…。江見里と事件の関わりが浮上するなか、鮫島は“核心”に挑む。興奮と感動の傑作シリーズ第6弾。 (BOOKデータベースより) 前作は確か外国から持ち込まれた害虫といくつもの事件が絡み合った物語だと記憶していたが、本作は鑑識の藪のお付き合いで1人芝居の杉田江見里との出会いから始まり、恋人の晶がいるにもかかわらず、その江見里に惹かれて行く。鮫島は元CIAのアメリカ人が殺された事件を追って行くなかで、公安警察からの横やりが入るが、その背後には元公安刑事の立花の影が存在した。鮫島が事件の核心に迫って警察の暗部が明らかになっていくが、その中で江見里の存在が浮かんでくる…。 影で鮫島を支える桃井は相変わらずだか、本作は香田が実に良い味を出しているのが良かった。新宿鮫シリーズは全部で現段階で12作出版されており、これでやっと半分ということで完全制覇までまだまだ当分楽しめそうだ。
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最終更新日
2025.11.24 18:42:05
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