てんぐにならないのってカッコイイ

今朝。 ほんの一瞬、トイレに入っただけなのに、 娘の声が、「ｄちゃん、先に行ってもーたで」 ええっ！？また！？ …最近、朝、“歩く練習をしてるんだ”と、１人で歩きたがる自閉くんです。 とってもいいことなんですが、見ていると、とっても危ない。 すぐにクラクションを鳴らされてしまいます。 学校に着くまで７ヶ所ぐらい、気をつけて欲しいポイントがあるんですが、 興味のある電車や、車に気をとられて注意力散漫。 １人で歩きたいなら、もっともっと気をつけないと、生きて学校に着けないので まだまだ目が離せません。 紛らわしい時には、ぺこりと頭を下げて、 相手にアピールしてから渡ったりするのを教えたりしています。 だけど、まだまだだね。　まだまだ。 そして今朝の続き。 急いでトイレから出て、追っかけますが、 もう、私より足が速い自閉くん、なかなか視界に入ってきません。 ようやく、あと３０ｍぐらいまで追いついたところで、 誰かに手を振っているのが見えました。 地元中学に行く、６年の時の同級生女子にかな？と思って見ていると、 女子の声で、「ｄちゃん！ｄちゃん！ちょっと止まって！！」と聞こえました。 自閉くんは構わず、ずんずん歩いて行きます。 あれ？落し物でもしたのかな？と思いながら近づくと、 横道から６年の時の女子が出てきて、「ｄちゃん！ちょっと待って！！」 ずんずん歩いていた自閉くん、ようやく止まって振り返ると、 「ｄちゃん、こっち向いてみて。　わあ☆めっちゃ似合ってるやん。カッコイイ」 女子２人が 「ｄちゃん、Ｎ中かあ。制服、めっちゃ似合ってるやんなあ」 と言い合っているのを、 “それが何か？”みたいな顔で、軽く手を振って、再び背中を向けて歩きだし、 女子２人、慌てて、　「ｄちゃん、頑張って！行ってらっしゃい」 …そこで私もようやく追いつき、（ゼーハー((+_+))） ２人に、「ありがとうね。行ってらっしゃい」と声をかけて、 自閉くんに追いついて、一緒に歩きました。 自閉くんは、自分が求めた時に応えてくれるのがうれしいので、 それ以外の干渉は、どちらかというと、“もう、ほっといてよ”になるので、 せっかく、ほめてもらっても、ちやほやしてもらっても、スル―です＾＾； でも、考えようによっては、 てんぐにならない男ってカッコイイじゃないですか！？　（違うか…＾＾；） ------------------------------------------------- 話は少し違いますが、 送り迎えの途中で出会う、普通の男子中学生。 いったい何を友達と話してるのかなと注意して聞いていると、 かなりの高確率で“女子のこと”を話してるんですよね(笑) アハハ。かわいいです。 自閉くん。考えようによっては、 つるまないでいるって、一匹狼みたいでカッコイイじゃないですか！？（違うか…＾＾；） …昨日は、同じ支援級の男子に、 「dokidokiってな、リレー、めーっちゃ遅いねんで。カッコ悪っ！！」 と、言われました＾＾； 自閉くん曰く　「dokidoki、はやいで♪」　←リレーなので順位がわかってない(笑；) ああいうとこ、こういうとこ。 成長しても、変わらないでいて欲しいなあ…と思うのでした。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 今日は、小５娘の家庭訪問です。 自閉くんの時の気合いに比べると４割ぐらいですが、（低っ(笑)） それでも、 このままでは家にあがっていただくわけにはいかないので(笑) 今から、掃除アンド片付けをします＾＾ 夕方、自閉くんお迎えから帰ったらすぐに来られる時間帯なので、 たぶん、まともにお話しできないだろうなと。 （ああ、自閉くん、先生の前で平気で着替えとか、ゴロ寝とか、しそうだ…＾＾；） 担任の先生が、クラス全体におっしゃったらしい、 「家庭訪問では、お茶もお菓子も頂きません。 　どうしても出さずにいられない方の場合、一口だけ頂きますので、 　その旨、お家の人に話しておく様に」 とのこと(笑) お持ち帰り用のちっちゃいペットボトル、用意したけど、受け取ってくれるかな。 ああ、なんか、追いつこうと一生懸命歩きすぎて、疲れた… ヤバいです。朝なのに、睡魔が… 気合い４割では、掃除アンド片付けは、はかどりそうにありません(笑)