夏休みのひとりごと…10

長さで言うとほんの１センチぐらいの成長なんですが… ---------------------------------------------------- 夏休みに限らず、いつも、紙で、電車やポケモンを作っている中一自閉くん。 こう毎日だと、 今、何を作っているのか？なんて、私は把握しきれません＾＾； 今朝、娘が言いました。 「わあ、ｄちゃんが新しいの、作ってる！　ｄちゃん、そのキュレム、いつ、作ったん？」 ああ、あれ、新しいやつか。　そういえば、見たことないなあ。 自閉くん　「きのう作った」 娘　「だから、どうりで見たことなかったんかあ。顔がすっごいうまく描けてる」 自閉くん、上手に“きのう”という言葉を使いました。 “このあいだ”とか、“ずっと前”みたいな、あやふやなものはまだ使えませんが、 “らいねん”中学２年生、とか、 “きょねん”６年生、とか、 日頃からそうやって使う様にしていると、だんだん結びついてきた様に思います。 今までは、この、“きのう”を、“ずっと前”だとか、“昔”と言っては、 「もう！ｄちゃん、いつなんか、わからんやん」とか言われてきたので、すごい成長です。 って、すごくないけど、自閉くんの場合は、やっぱりすごいことなのでした。 ------------------------------------------------------ 車で後部座席から、話しかけてくる時（顔が見えない時） 「ねえ」とか、「あのね」と、まず言うことが増えました。 以前はイキナリ、 「トラックのおじさんだった」　とか言われて、 おじさんが何？？　運転中の？　停車中の？？　みたいな感じだったのですが、 「あのね、トラックの所のおじさん、何やってたんだろうねえ？見た？ 　ちりとり持って、何かしてた」 みたいに、今朝も言われて、 私も、「ああ、公園の掃除をする◎◎市のおじさんだと思う」と、答えることができました。 こういう、 ホントならうれしい筈の成長が、私はとても怖くて、 「ねえ」「あのね」と来られると、ギクッとするようになりました＾＾； だって、 なんだか、遠く感じてしまう。 トンチンカンの方が、かわいい…気がする。 ----------------------------------------------------- 私と娘がいつもやっているくだらないやり取りを、素知らぬ顔をして、ちゃんと聞いているらしく、 真似して、わざとボケてみたり、素っとぼけてみたり （いつも、娘がツッコミ、私がボケ） 今日も、娘とスティービーワンダ―について調べつつ話していたら （とあるディズニー映画の特典映像で歌っていた） 目が見えないのに歌もハーモニカもとても上手なのを、 「すごいねこの人…」とひとりつぶやいていたり…。 長さで言うとほんの１センチぐらいの成長なんですが… 夏休みは、ホントに沢山、成長を見せてもらえたなと思ってます（*^^*） あ、夕方恒例の雷が近づいてきたみたいです。 自閉くんが、大慌てで一階の窓を閉めてまわっています(笑) （あ～　降るのかなあ～　さっき、水やりしたばっかりなのにな～(>_