2012/08/28(火)14:33
ま、もうえぇか、で済ませない。
昨日、2学期がスタートしました^^
とはいえ、まだ給食もお弁当もないので、
昼から、また夏休みみたいな時間が流れていました^^;
夕方、中学校から電話がありました。
9月末の文化祭に向けて、6時間目終了後から、毎日、クラスで練習をする等々、
自閉くんにとって、越えられそうもないハードルが控えているので、
担任先生から、その話しかなと思ったら、
私がノートに書いた件について、支援級M先生からの電話でした。
“話す、お時間を下さい” と、書いたのは私ですが、
もう、聞きながら話しながら、ドッと疲れてしまいました。
1学期の通知表についてです。
(うだうだと日記に書いたやつです)
○授業も出れていない、テストも受けていない、
そのような、皆と同じ土俵に上がれない人間も、同じモノサシで評価するのか?
○それを渡される気持ち、 それから、 これを見て頑張ろうと思えるか。
○数字での評価以外に親切な文章表記。
なのに、本人のことに全く触れていないことに、大いに異議あり。
規定ですから、
学校、教育委員会的にそういう評価をされることには反対していないです。
ただ、
それをそのまんま渡す無神経さに、黙っていられない、というか、
それに代わる支援学級籍としての評価はないのか??
…そう言いたかったのです。
ぶっちゃけ、
中学生にもなると、支援学級籍の親も、おとなしくなります。
熱くなくなる、というか、あきらめるというか、
…って、私もそうです。
石頭しかおらんのか、ここは。
と、戦闘意欲以前に、要らんエネルギー使わんと、静かに3年間過ごせたらええか…と。
だけど、
感じることは、皆、変わらないのです。
誰も、あんな通知表もらって平気ではないのです。ショックです。
知的にもっと高い子で、あれがもし頑張った結果だったら、
今後も頑張ろうとはとても思えないでしょう。
私が特別ウルサイ親なのではなくて、
「ま、もうえぇか」 で済ませない人。 それだけ。
同じ中学の先輩もおんなじ考え。
他の中学では、こんな露骨な扱いは受けない。
療育の先生も同様にショックを受けていた。
やっぱり、誰かが言わなきゃ気がつかないのです。学校の先生って。
同じ規格で並べたいのはわかります。
でも並べられない人間もいる。
義務教育では、そういう人間も引き受けないといけない現実。
そういう人間にも、“気持ち”というものがある。
…それぐらい言わせてもらっても悪くないでしょ。
もしも、
知的に問題がなく、でも足のない人がいて、その人に体育の評価0を渡せるか?
…渡さないと思います。
頭の中は見えないです。
脳がどうなってるから日常生活に支障をきたしてるかなんて、誰も証明できない。
だから、頑張りが足りないだとか、ホントはやればできるんじゃないのか、とか、
そんな、
“いつまでそんな大昔みたいな基準でモノを見てんだよ!” から意識が離れない。
でも、この中学校を選んで良かったと思っています。
13年前は大荒れで市内でも有名だった中学校。
今はこれまでで一番落ち着いている、と校長先生がおっしゃっています。
だから残念なんです。
先生の意識が未だにそんなところにあるのが。
「ま、もうえぇか」 なんかで済ませられない。
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小学校と違って、中学校は2学期もプールがあります。
「え!? プール、まだあるの♪」
予想外のことに、自閉くん、とてもうれしそうです^^;
自閉くんがプールが好きなことは、先生たちもよく知っていて
「dokidokiくん、今日は、プールがあるよ!いいねえ」
と、体育の先生でもないのに、声をかけてくれます^^;
…そうなんです。
関わるキッカケさえ知っていれば、関われるのです。
お願い先生。
2学期末には、もうあんな通知表を受け取るのはイヤです。