2018/07/04(水)16:42
声をかけるのは難しい
昨日と今日、会議があったので、
朝、自閉くんと同じバスで出たのですが、
誰もいないバス停で二人で待っているとき、離れたところで、ドサッという音がしました。
嫌な予感がして振り返ると、
おばあさんが倒れていました。
足元が悪い場所でもなかったのですが、転倒された様子です。
これまでの経験で、
だいたい、転倒すると混乱してしまってすぐには動けないもの、と思い出したので、
駆け寄りつつ私も落ち着かねば、と、「大丈夫ですか~」 と軽く声をかけました。
もちろん一人ですぐには起き上がれませんでしたし、いろいろありましたが、
バスに乗って、友達と待ち合わせしている駅に行きたい気持ちが変わらないようだったので
結局一緒にバスに乗りました。
声をかけるのって難しいですね。
起こしてあげるのって難しいですね。
どこにも異変がないのかどうか判断するのって難しいですね。
こういう時、どういう優先順位でどう行動するのが一番いいのか、みたいな、
ヘルパーさんレベルの知識、とまではいかなくても、
基本的な知識、欲しいなあと思います。
自分よりお年寄りが大きいことが多かったり、
これ、男性だったら無理だなあと思ったり。
子供の転倒と大きく違うのも感じます・・
今回、自閉くんがそばにいたのもすごく気になって、
これまでの感じから、とっさの出来事に混乱して、動きが完全にストップしちゃうのはわかっていて、
でもなんとかしないと、と思うみたいで、
私がかける言葉のあとから同じことを繰り返すんですが(;^ω^)
「大丈夫ですか」 「大丈夫ですか」
「痛いところはないですか」 「痛いところはないですか」
今回は、転倒したおばあさんが、だんだん落ち着いてきて、
転んだことよりも、自閉くんの様子に怪訝そうになっていたのが可笑しかったのですが
日傘を拾ってあげるよう言うと行動できたり、砂をはらったりしてあげていましたが、
いつもはバス停に自閉くんだけしかいないことがほとんどなわけで、
私も一緒の日で、よかった・・ と思いました。
あとで、
「無理に立たせたら骨が折れてるかもしれないからダメ」 とか、話してみたりしましたが、
さすがにそんなの難しいだろうなあと・・
それに、
倒れるにも原因がいろいろあるだろうし、触らない方がいいこともあるだろうなと・・
かといって、
人通りのない場所で助けを求める、説明する、なんて絶対無理だろうし、
自閉くんに対してどうしていいのか、私もわかりません。
気をつけて欲しいので、実家の母にメールすると、
>年寄りも暑さで転ぶやろう
↑
まだ自分を“年寄り”グループに入れてない、第3者発言だったのがツボ
こんなことがあって、いろいろ考えたからか、
昨日は、何年も前に亡くなった、熊本のおばあちゃんが夢に出てきました。
・・ひとつひとつは覚えていませんが、
自分は何だかこういう場面に遭遇するのが多いなあと思いますし、
それが増えた気もしています・・
やっぱり高齢者が増えたのかな・・