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2004年11月02日
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カテゴリ:アウトドアー
harekumori
それは土曜日の出来事でした・・
期待していた天気に裏切られた私たちはやむなく川原でのバーベキューをあきらめ会社に会場を変更して実施しました。
私は炭火を起こすべく、同僚と7時に出発。予定通り炭火を起こします。こう書けば簡単ですが、あいにくの雨と風でなかなか火が起こりません。内輪で仰いだりストーブで着火させたりして、ようやく使い物になる火を起こせたのは1時間も経過してからでした。燻製の準備です。ベーコンなどは本当は前日に燻製を施してから冷却させたほうが美味しいのですが、燻製直後に食べられますので。ベーコン、ソーセージを燻煙器に掛けて「クルミチップ」で燻煙開始。こちらはスンナリです。バッファローウイングに衣をつけ揚げ始めながらソース造りです。順調です。もう一品はバッファローウイングをダッチオーブンで蒸し焼きにしました。これもOK。
いい色、そして匂いです。2時間ほどしてからようやく人数が揃ったところで、「カンパ~イ」。宴が開始されてから1時間ほどで燻煙の完了です。ボイルします。待つこと30分。

「出来た!」
こりゃまたいい匂いです、色です、肌触りです。アット言う間になくなってしまいましたベーコンは・・ソーセージの方は「チェリソー」にしたためか、お年寄りには辛すぎたみたいで若い連中には受けたみたいです。私ですか?美味かったです!バッファロウイングは衣をつけてサワークリーム、マヨネーズ、チーズ等で和えたソースで頂きましたがこちらのほうが好評でした。得点が高かったのは「しもつかれ」で、意外な美味さに一同驚いたようです。その他のチーズ,くるみ、ギンナンも大好評でした。ここまでは絶好調の私です。

幸せと不幸は背中合わせです。
すでに私の不幸は序章に入っていたのです。そんな事を知る由も無いノー天気な私は上機嫌だったのです。ほどなくバーベキューも終焉を向かえ、二次会のカラオケハウスに・・・。私は雨も降って居ましたので肌寒かったのと、何やかやで寝不足だったので早く帰りたかったのですが・・私の足はくるぶし辺りに脳みそがあるみたいで自然と、まさに知らず知らずのうちに足がカラオケハウスに向いていました。しかしです、足は元気でも最上部に付いている軽めの第二の脳みそは酔っ払っていても正直なものです「ハイ」。カラオケハウスに到着してから出るまで・・そうですね~、2~3時間程度ですかね~熟睡です。何にも覚えていません。そしてまた雨の中をトボトボ会社に向かいました。会社で自然解散の形になったのですが、またしても私めは激しい睡魔に襲われ皆んなの声が遠退いていくのをソファーの上で感じながら、渦巻きに飲まれるが如くふか~い眠りに陥って行ったのであります。

どれほど時間が経過したのでしょうか?
辺りには猫の子一匹どころか蠅もいや~しない。「ケッ、薄情な奴らめ」そう毒付いても後の祭り、いやむしろ「祭りの後の寂しさは」です。「人が寝込んじゃったのに、毛布一枚掛けてくれりゃ~しない。」そう思った私がお馬鹿さんでした。枕元にチャ~ンと有りました。小さな白いハンカチが・・・「親切ね、アリガトサン」誰だ!死んだように寝ている私の顔に白いハンカチ掛けたの!。それじゃ~まるで・・いかんいかん人の親切を誤解しては・・(本当に親切だったんだろうか?)。
●休みの会社●ソファー横たう親父●顔に白いハンカチ・・良かったよ誰かに警察に通報されなくつて。

「これが悲劇?」全然、こんなもんではありません。
時計を見ると終電間際です、あわてて傘を持って表に飛び出します。駅前の7-11でジュースを買って袋に入れてもらいます。そして駅の階段を登ります。雨。土曜日。終電間際。乗り降りする人も少なく、また車内も横にねっ転がれるほど閑散としていました。そんな車内でよりによって酔っ払い2人の隣に席を取ります。「類は類を呼ぶ」名言です。隣の2人は金太郎の火事場見舞い見たいにマッカッカです。なにやら仕事の話をしているようです。私は内心(酔っ払って仕事の話か~)そんなことを思っていると、やわら「飲んでる?」と声を掛けられ「ええ」。「ずいぶん飲んでるね・・顔が・・」と言い掛けた所で隣の同僚から話掛けられたものですからその後は聞けませんでしたが(顔が赤いのかナァ~飲んでからずいぶん経つのに・・)その程度に思っていたのです。やがて電車は乗換駅に、私の家の駅まで行く電車が来るまでの間、途中停りの電車が2両、特急電車が1両。30分ほど待ったでしょうか、その間に私を遠巻くようになにやらヒソヒソ小声で話している人や、指を差している気配すら感じ取りました。男性諸君ならこんなとき思い当たるでしょ?急いで点検、それもさりげなく「電車、おそいな~」なんて呟きながら股間を点検。異常はありません。「気のせい?」。ようやく乗り込みます最終電車でした。満員です。車内は負けず劣らずの酔っ払い。

駅に着きました。
傘を差して、ジュースの入ったビニール袋をブラブラさせながらトコトコ家路に。「いや~寒かった。お風呂にでも入るべ~」給湯の(さりげなく自慢)スイッチを押します。「♪髭剃り、小泉そ~り♪」まだまだ陽気です。カウントダウンです。3、洗面所の照明を点灯。2、引き出しを捜す。1、フト見上げて鏡を見たら!「出た!おばけ!」

嘘です。オカルト、スリラーにはてんで無関係の私です。
そこに写って居たのは中年の「狸」そのものに変わり果てた私だったのです。朝早くから炭火を起こしたり。燻製をしていたものですから顔が煤けて居たのでしょう。多分皆んなは全体的に薄く煤けて居たためか気がつかなかった(?)それとも知っていながらシランプリ・・十分ありうるこのパターンは。そしてカラオケや会社で目が覚める度に目の辺りを擦って居たものだから、目の辺りだけが白くなり、ハ~イ狸の一丁あがりってなとこでしょうかね?さらにビニール袋をブラブラさせながら雨の夜です。
正に「♪雨がショボショボ降る晩に♪マメダ(豆狸のことです)が徳利持って酒買いに~」です。

mame


これで要約あの酔っ払いの言いかけた言葉の意味も理解しましたし、なぜ乗換駅で周囲の人の注目を浴びていたのかも充分すぎるほど判った私でした。もう笑うしかありません。それで調子こいて鼻の頭を黒く塗って「なるほどこりゃ~可笑しいは、これ、今年の忘年会に使えるカモ」なんて思いながら、鼻歌を歌いながらユックリお風呂につかりました。鼻歌ですか?そりゃ~もう決まっているでしょ?「♪タンタン狸の・・」アッ!こりゃ~また失礼しました!。どんどんレベルが低下していく今日この頃です。
チャンチャン。追伸 しばらくの間コーンイエローの電車には乗れません。トホホ





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最終更新日  2004年11月02日 14時03分27秒
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