2004/11/17(水)08:40
お花の話・・
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今日は「スクロール」をしてみようと想いましたが、上手くいきません。それで時間を取ったので・・お花」です・・・。おまけに昨日の日記消してしまうし・・・とほほ・・右のスライドバーで文字をスライドさせてください。
ホトトギス(杜鵑)(ユリ科ホトトギス属)
●花期 7~10月
● 分布 南関東より西、四国や九州東南アジア
● 別名 油点草 時鳥草 郭公
● 類別多年草
● 花言葉 永遠にあなたのもの 秘められた恋
● 誕生花 9月12日
● 学名 トリルキルティスヒルタ
●ホトトギスの詩
白雲の 中に花あり 杜鵑草 紫 泉
時鳥草 岩かげくらく 咲きにけり 魚眠
日本原産の花です。本州の南関東より西、四国や九州の山野の日陰に自生しています。学名のhirta(ヒルタ)は「短い剛毛のある」という意味で株全体に粗毛が生えているところに由来します。花は10月頃、白地に濃紫の斑点のある花を咲かせます。
斑の入らないものや紫色単色のものもあります。株に粗毛の生えないサツマホトトギスという変種(バラエティー)があります。ホトトギスは山野草として人気の高い植物で東アジア~インドに約20種類(内、日本原産のものが10種類)が分布します。名前の由来は花びらの斑点模様が鳥のホトトギスのお腹の模様に似ているところに由来。英名は "Japanese-Toad-lily" (トード・リリー)"Toad" とは「ひきがえる」という意味です。花は、見る人によってさまざまな感じ方があるものですね。春の新芽にうす茶色の斑が入るものがありそこから油点草(斑が油のしみに見えるので)の別名で呼ばれることもあります。
属名のTricyrtis(トリルキルティス)は「3つの距」という意味。花の基部に3つの距ができるところから付けられました。距(きょ)とは花びらやがくが変化した突起状の部分で中は空洞になっています。主に花の後ろ側にできます。スミレでお馴染みです。花被片は6で斜めに開き、外側は有毛で内側には濃紫色の斑点があります。雄しべは6本で、花柱の先は3裂し、さらに二つに分かれます。茎は普通は分岐せずに高さ0.3~1Mくらいになります。茎の頂きや葉の腋に1~3個のユリに似た花がかたまって上向きに咲きます。花の命はとても短く,約5日間なのだそうです。花径は2.5センチくらいです。少し湿った山地の半日陰に生え,良く肥えていて,軽い土質を好みます。かなり丈夫な性質で一度植え
ればどんどん増えていきます。
3,ヤマジノホトトギス
ホトトギスに比べて全体が白っぽいです。名前はそのまま山道で見かけるホトトギスです。ヤマジノホトトギスは、雌しべの先端の柱頭部にだけ斑点があります。ヤマホトトギスは花糸と花柱の下部にまで黒紫色の斑点があります。花の付き方や花被片の反り返り具合などでも区別が付きます。物見山駒高 04/09/22
4.ヤマホトトギスTricyrtis macropoda
5.シロバナホトトギス
6.キバナホトトギス〔Tricyrtis flava〕
主に九州に自生する品種です。花は黄色に紫色の斑点が入ります。切り花に向く品種です。学名のflava(フラバ)は「黄色の」という意味です。
7.ジョウロホトトギス〔Tricyrtis fmacrantha〕主に宮崎県、高知県の山野の崖に垂れ下がって自生します。冷涼な気候を好み乾燥に弱いのでホトトギスの中では栽培は一番難しい部類にはいると思いますが下垂して黄色い花を
つける姿が実に上品で人気が高い。ジョウロとは身分の高い女性を指します。
キバナノツキヌキホトトギス(写真有りません)Tricyrtis perfoliata〕宮崎県固有の品種。葉の付け根が茎をぐるっと抱き込んで
くっついています。それが茎が葉を貫いているように見えるので 「ツキヌキ」の名前が付けられました。花は黄色で垂れ下がって育ちます。
ホトトギスのお話です。
●弟〈おとと〉恋し
山奥の貧しい村に暮らす兄弟がおりました。兄は生まれつき、まったく目が見えません。心やさしい弟はそんな兄の世話を一生懸命にしておりました。
山で山芋を掘ると、おいしいとろこは必ず兄に食べさせ、残ったしっぽの部分を自分が食べ、それも兄に心配をかけまいとして、そっと隠れるようにして食べていました。
そんな弟のそぶりに、兄は疑いを持つようになりました。「こそこそしているのは、もっとうまいものを食べているからにちがいない」邪推をつのらせた兄は、とうとう弟を殺してしまいました。
ところが、その腹をさいてみると、胃の中には固い筋や皮ばかり。兄は弟のむくろをかき抱いて悔やみ嘆くうちに、鳥のホトトギス(時鳥)になってしまいました。そして、「おとおと恋し」と泣き叫び、喉から血を吐いて胸をかきむしるたびに、血に染まった羽がはらはらと落ち、ホトトギスの花になったといいます。悲しいはなしですね~。