熱中できるものは、遊びと危機？？

高校のときの同級生が２０年以上前にバイクで事故を起こして以来、
車椅子の生活をしている。

同窓会をするときは、いつも幹事役の活発な人。

東北地震があって、彼女は、今、東日本大震災で被害にあった被災地に
ノーパンクタイヤの車椅子を寄付しようと一人で活動を始めた。

彼女のホームページ


彼女から、メールが来て、「こんな車椅子あるの知ってる？」とラフライダーという名前の
オフロードタイヤの付いた車椅子の件で、問い合わせが来たのが事の始まり。

そんな車椅子、見たことないし、ホームページをチェックすると、なんと
サンフランシスコ州立大学が住所になっている。

彼女もアメリカのどこの会社が作っているのか知らないで、私にメールを送ってきたみたい。

ここの図書館、部外者でも午前０時まで利用できるので、最近、よく通っていた。
偶然その一。

YOUTUBEで、津波が押し寄せてきている最中、丘の上に逃れようと介助者が押している年配者の車椅子が何かに引っかかって、なかなか進まなくて、間一髪、助かった映像も見ていた。

そんなこともあって、彼女の一助でもしようと思い、そのオフィスにメールして、
どんな車椅子なのか大学の一室に足を運んだ。

メールをやりとりした担当者、私のGMAILの写真を見たらしく、山登りしていることがわかって、
今度、マウントホイットニーに登る予定だとかで話が合う。
偶然その二。

はあとふるみゆきさんに、値段、輸送費、仕様、重さなどの情報を送って、寄付金が集まったら、一台、購入しようかなあと、メールのやり取りをしていた。

彼女が事故る２年ほど以前に、私の方が、立ちコケで左足骨折して３ヶ月間、松葉杖の生活をしているときに、ピンク色のつなぎを着て、お見舞いに来てくれたことあったな。

バイクにまたがっているとき、山の中を歩いているとき、マラソンをしているとき、ほんの一瞬、健康な足に感謝することがある。

彼女は、もう、車椅子の生活、２０年以上になるんや。相変わらず頑張ってるな。

こちらが、勇気をもらっている感じなので、感謝と応援を込めて、
赤色しかないとのことだったけど、ピンク色のオフロード車椅子も作ってくれるとのことでオーダーしました。

このモデルの小柄な車椅子をオーダーメードです。


大学工学部の一室は、車椅子の研究室になっています。



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