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眠り姫&毒りんごのきまぐれ日記

其の11~20

-其の11- 2004年2月2日の日記より

眠り姫は完全な「箱入り娘」です。
生れてこの方まだ一度も「土」を踏んだことがない・・
正確には踏ませたことがないなんだけど

まぁ 理由は簡単 
毒りんごがペット飼育禁止の所に住み続けているから

たまに窓のところで空を見上げている姿を見ると
「かわいそうだな」って思うときもあるけど
初めからそういう世界しか知らなければ大丈夫
ということを以前何か(TVか雑誌)で聞いて少しほっとしている。

「箱入り」生活を続けているためワクチンの接種も
更にはこの15年間一度も入浴の経験がない・・
毒りんごは眠り姫のおなかに顔を埋めるのが大好き!
ほんわかと甘ーい匂いがして和むのである・・



-其の12- 2004年2月3日の日記より

毒りんごはある日、眠り姫に「鳴き方」を教えることにした。
ひざの上にのせて向かい合い、「さぁ ワンと言ってごらん」
眠り姫は「にゃ~ん」と一声
毒りんご「違う違う ワンよ」
眠り姫 「にゃ~ん」

まあ、すぐに覚えろと言っても無理があるのは百も承知。
ほとんど毎日のようにその訓練(?)を繰り返した。

眠り姫は習得したのである(^^)
「ワン」とまではいかないけど「アン」と鳴く

毒りんごは次の言葉(?)を考えた
「ごはん」を教えることにした

これもまた眠り姫は努力した・・
やはり「ごはん」とまではいかないけど聞きようによっては
「ごわ~ん」と聞き取れる鳴き方をするようになった。

誠に眠り姫は賢い猫で毒りんごはたいそうご満悦!



-其の13- 2004年2月4日の日記より

毒りんごが東京に進出することになった。
もちろん眠り姫も一緒に・・

初めて入るキャリーバック
嫌がるのを無理やり押し込んで蓋をすると
今まで聞いたことのないような唸り声で鳴きだした。
腹の底から搾り出すような声でびっくり!

でも、しばらく我慢してもらわなくてはいけない
家→千歳空港→羽田空港→新居と5時間近くも窮屈な思いをさせた。
飛行機に乗るときは当然別々・・
誓約書を書かされ5000円も支払った
ペットも傍において置けるようになると嬉しいなぁ

羽田空港で鼻の頭を汗でびっしょり濡らしながら
うらめしい目で毒りんごを見上げた眠り姫の顔が今でも焼きついてる・・



-其の14- 2004年2月5日の日記より

眠り姫がある日台所で調理中の毒りんごのそばに来て
突然、コンロの上に飛び乗った。

「ぎょぎょ(*。*)」である。
慌てて払い除けたけど間一髪間に合わなかった・・

眠り姫は自分のヒゲを焼いてしまった。
(まぁ、その程度ですんだから良かったけど)

それ以来、眠り姫は絶対台所へは近づかなくなった。



-其の15- 2004年2月7日の日記より

2002年の12月に毒りんごは約1ヶ月入院をすることになった。
眠り姫を長期間一人にしなくてはいけない。
毒りんご以外の人には絶対に近づかない眠り姫の世話を誰に
お願いすればいいのだろうと考えてしまった・・

幸い会社の同僚が申し出てくれた。
2~3日に一度行ってくれればいいよ、と言ったのに
毎日足を運んでくれた。とてもありがたかった。

無事退院して数日後、眠り姫の体毛がごっそり床に落ちていることに気づいた。

毒りんごは眠り姫を傍に呼び寄せ体を良く見てみた。
なんと背中の毛が抜けて人間でいう「円形脱毛症」のようになっている。

初めて長期間一人ですごした夜・・
貯まっていたストレスが一気に湧き出たのだと毒りんごは察した・・
仕方ないこととはいえ、可哀想なことをしてしまった・・



-其の16- 2004年2月9日の日記より

今日は眠り姫とのんびり過ごすつもりが
毒りんごがパソコンに向かいっきりだったので・・・
眠り姫はちょっとご機嫌斜め・・

すねると声をかけても、しっぽも振ってくれない・・
耳だけぴくぴくとこちらに向ける

トイレの砂も変えたばかりなのに入口の前で
「よごれてるよ~」と鳴きまくる・・
かりかり(ごはん)も沢山入ってるのに
「新しいのちょうだ~い」と鳴きまくる・・

しまいには部屋中走り回って大きな声で鳴きまくる・・

毒りんごに対する嫌がらせ(--;)



-其の17- 2004年2月10日の日記より

前にも書いたかもしれないが、寝るときはいつも一緒(^^)
めったに眠り姫が先に寝つくことはないのだけど
たまにしっかり寝ている時がある

ひくひくとひきつったように体を動かすのである・・
眠り姫(猫)も熟睡するんだぁと思った。

ある時は夢も見ているよう・・
怖い夢を見たらしいときは「ぎゃ」っと悲鳴をあげて飛び起きる
ついでに爪をたてるから最悪(++)

毒りんごも寝ぼけているから「いたいにゃぁ~」と思ってまた寝てしまう・・
翌朝、腕に残る引掻き傷と血の痕に気づき「何があったのだろう?」としばし困惑・・

今時期、眠り姫を布団の中に入れておくと最高である
ちょうど、足元あたりに・・(^。^)
ぬくぬくとして湯たんぽを置いてたように暖かい
寒い夜は是非お試しあれ



-其の18- 2004年2月11日の日記より

毒りんごが出先から帰ってきたらまず眠り姫とお帰りの「チュー」をする・・
眠り姫もそれが済むまで足元から離れない

その後、お風呂場(ユニットバス)前で毒りんごが扉を開けるまで、じーっと待ち続ける
何故か、何時からか眠り姫はお風呂場で水を飲むのである
毒りんごの歯磨き用だったマグを眠り姫用にお下がり
ちゃんとカリカリのそばにお水の容器を置いてあるにもかかわらず・・

最近、腹いっぱい飲むだけ飲むと「うげっ」と吐くのが心配
毛玉コントロールのカリカリを食べているせいか毛玉を吐く
ことはないけど、食べた物や飲んだ水を吐き出す・・
どこか悪いのかなぁと思いつつ様子を見ている

15年も生きていればそろそろ悪いところがあっても
おかしくないのかもしれない・・・

せっかく拾った命、少しでも長生きしてもらわないと・・



-其の19- 2004年2月12日の日記より

毒りんごが仕事に行っている間は、当然ながら眠り姫は独りである
いったい昼間何をしているのだろうかと、興味津々である

猫は一日の2/3を寝ていると聞いたことがある
8時間起きていて、16時間は寝ていることになる・・(優雅な生活だ)

カリカリが減っていたり、おもちゃがとんでもないところに
あるところをみると、それなりに活動しているんだなって思うけど・・

今はとても便利なものができて、監視カメラで出先から見ることができるという
お試しサービスってのがあればいいのに・・・
一度是非試してみたいものである



-其の20- 2004年2月13日の日記より

時々、眠り姫のヒゲが抜け落ちている
結構硬くて捨てるには忍びないこともあるけど
とっておいても仕方がないから毒りんごはどんどん捨てる

ヒゲと同じく前足の爪も落ちてる
生え変わるといった感じで、根元からすぽっととれた感じ
でも、ちゃんと次のがりっぱに生えてきてる

そういえば、前足の爪は時々切ってあげるけど
後ろ足の爪はめったに切ったことがない・・

よそ様の猫はどうなのかわからないけど足の爪は伸びづらいのかな


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