2005/10/26(水)10:24
議長の手腕と日本株 2005.10.26 日経新聞「まちかど」
議長の手腕と日本株
○戦後の米連邦準備理事会では「10年以上の長期議長の後は政権寄りの短命議長の下で金融政策が混乱しがちだった」と大和総研の木野内栄治アナリスト。エクルス氏(1934-48年)やマーチン氏(51-70年)の後継議長の時期だ。
○もっとも、日経平均株価は短命議長らの任期中でも上昇した半面、「神様」と評されたグリーンスパン氏の任期中は大幅に下落しており、議長の手腕との連動性は決して高いとはいえない。「中立的」と評価が高いバーナンキ氏の新議長決定を歓迎し、25日の日経平均は大幅に高になったが・・・。
2005年10月26日 日経新聞マーケット総合2 「まちかど」