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カテゴリ:外国の絵本
『ペレのあたらしいふく』 エルサ・ベスコフ さく え おのでらゆりこ やく 福音館書店 読み聞かせを始めてから、絵本を探しているうちに見つけた絵本の一つです。 外国の絵本らしい絵本というのが第一印象でした。読んで気に入り、さっそく 購入しました。 作者は私が生まれる前に亡くなっています。この作品はその遙か前、 1910年代ですから、本当の古典です。買った時は知りませんでした。 ペレという少年が自分の飼っているひつじ、その毛で服を作ります。ペレは 糸を紡いだり、糸を染めたり、布を織ったり、服を仕立てたり出来ません。そ の仕事をしてもらうかわりにいろいろお手伝いをします。スウェーデンにのど かな村の様子がとてもいいです。 服が出来るために何をしないといけないのか、子供達には新鮮に見えたよう です。このような日常生活を描いた絵本も、子供の疑似体験になるのかもしれ ません。あまり、深く考えないで、子供が楽しめれば好いと思いつかいまし た。 よく、聞いていました。 内容に較べて、字が、少ない、シンプルな作品です。 それは、絵がいいからです。 余談ですが、スウェーデンには、優れた作家が多いと思うのは、私の勝手な推 測でしょうか?「やかまし村の子どもたち」を書いたリンドグレーンもこの国 のひとです。この本もいいです。小学生中高生向きです。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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