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カテゴリ:その他の本
27通のラブレター サンドラ ブラウン 株式会社 新井ひろみ 訳 ハーレクイン 作家はペンネームをいくつも持つ人がいます。 この作家もそうで、別の名前で出た作品が気に入ったので、ずっと読んでいます。最新刊はまだ、読み始めたところ、この作品は少し前1986年です。 とても人気のある作家です。 この作品の良さは手紙です。身重の妻が、遠く離れた赴任先の夫(夫は海兵でカイロのアメリカ大使館警備の任務)に送った手紙です。それは、愛情あふれ、書いた人の人間性がでています。 ところが、大使館がテロリストに爆破され、夫は、亡くなってしまいます。手紙は、夫と事件の夜寝床を交換していて、瀕死の重傷を負った男の元にいきます。この手紙が、この男の生きるささえになるのです。そして、社会復帰した男は、女を追っかけて、結婚しようとします。 主人公の男は、事故が起こる前は、ハンサムで、頭もよく、もてすぎていたので、 よけいこの展開がおもしろいのです。 ヒロインの女性の人柄は、手紙のとおり、もっと魅力的です。生まれた男の子の存在も物語の大事な鍵になっています。 手紙に自分の気持ちをどれほど書くことができるでしょう。これを読んで、思いは無限に込められるような気がしました。 これが映画になったらいいのにと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 2, 2005 07:57:02 PM
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