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2007年03月10日
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カテゴリ:読書感想
ミステリではありますが、ハードボイルド要素がかなり加味された1冊でした。


窃盗罪での服役を終え出所した真壁修一(34)が真っ先に足を向けたのは警察署だった。二年前、自らが捕まった事件の謎を解くために。あの日忍び込んだ家の女は夫を焼き殺そうとしていた―。
生きている人間を焼き殺す。それは真壁の中で双子の弟・啓二の命を奪った事件と重なった。十五年前、空き巣を重ねた啓二を道連れに母が自宅に火を放った。法曹界を目指していた真壁の人生は…。一人の女性をめぐり業火に消えた双子の弟。残された兄。

三つの魂が絡み合う哀切のハード・サスペンス。



文庫本の帯のコピー「かつてこれどほ切ない犯罪小説があっただろうか。」

……それは、普通にあるんじゃないの?と身も蓋もないことを思ってしまいました(笑)
とりあえず、思いつくのは「青の炎」とか。



連作短編です。作品を追うごとに、兄と弟の関係もすこしずつ揺らいできます。
短編ごとのミステリ部分も楽しいですが、修一と啓二のイレギュラーな状態でい続けることの不自然さが、読み進むうちに大きくなり、この2人は最後にどこにたどり着くんだろうという興味で一気読みしてしまいました。

出てくる犯罪者たち(この場合は職業がということではなく、その人の本質がということで警察官も含みます)も、それぞれの特技やら性格やらが特徴的で興味深い。
泥棒刑事は「ドロケイ」っていうのはともかく、忍び込みを指す「ノビ」に始まってハコ師やら波引きやらバンカハズシやらっていう知らない隠語が山のように出てくるのも楽しかったです。

概ね高評価ではあるものの、若干気に食わないことが。

一つは、兄の修一が法曹界を目指していたって割には、その設定がたいして生かされてなかったこと。折角の設定が勿体無いように感じました。

で、それ以上に気になったのが、ハードボイルドは好きでそこそこ読むんですが、なんでこうも都合のいい女性しか出てこないんでしょう?
ヒロインの久子は、修一をただ待つだけ。修一のとる行動に応じて動くだけ。
修一が犯罪を重ねるが故にその身にもたらされる理不尽な仕打ちに、少しは抵抗してみせたっていいのに、なされるがまま。
修一が戻ろうと思えば、いつでもその先に待ち構えている。
修一には、いつでも帰れる場所がある。

う~ん………男性側にしてみれば願ったり叶ったりな女性なんでしょうが、こうも受身でしかない女性ってのは好きになれない。

よっぽど 友人の玲子の方が人間味溢れてて好感がもてます。とはいえ、行動原理が恋愛至上主義なのはやっぱり気に食わないけれど。
全部がそうだとは言わないものの、ハードボイルド小説に出てくる女性ってのはどうしてこうも恋愛至上主義者ばかりなのか。世の中、他にも大事なことはあるんじゃないか?と野暮なことを言いたくなります。
作家さんの理想が女性の登場人物に投影されてるのかもしれませんが、某漫画家さん(男性)の言葉を借りるなら、「女なんてねェ みんな こえだめから生まれてきてんのよ 銀蠅の飛び交う中闘ってんのよ」。
これ、ものすごく至言だと思います。そんな心意気を持った女性が出てくると、ハードボイルド小説ももっと面白くなるのに。

警察小説ばかり書いてる作家というイメージを打ち砕く意表をついた主人公だし、双子でありながらすれ違った時間に存在し続ける兄弟間の葛藤も普通に面白い。
これで女性がもっと魅力的だと言うことなしなんですが、その辺がちょっと残念でした。

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最終更新日  2007年03月10日 09時51分30秒
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