今日、会社で仲のいい先輩(男)が親指をグッと立てて「今日はセクシー」と話しかけてきたので、
えええええ?セクハラ?とものごっつあせったんですが、何のことはない
「今日はセクシーボイスアンドロボの最終回!」
と言うことが言いたかっただけだったようで。
まーぎらーわーしーぃ!(`Д´) ムキー!
というわけで、とうとう来たよ、来ちゃったよ!な最終回。テレビの前に正座して挑みました(嘘)
最終話
【救えるのは宇宙で私だけ】
「ロボ出動よ! 救えるのは宇宙で私だけなの!」
「宇宙とか言われるとときめくじゃないか!」
「「二人はスパイ!」」
ついつい免許の更新のときに交通安全協会も継続しちゃう私には、なかなか胸に迫る内容でした。
人と違うことをするには、勇気と根性と度胸が必要です。そして、きっと呪文も。
3ヶ月前に死んだはずの三日坊主が帰ってきた。
全ての始まりは三日坊主だった。
子供の頃に遊んだ場所に良く似ている。
よく遊んだ。楽しかった。
記憶は3日をゆうに超えて、子供の頃へ遡る。
死んでから蘇る記憶が切ない。
それだけでうっかり泣きそうになりました。
生きてるということと死んでいるということこと。
バテレンレンコントマト は マックス!
その呪文はレンコンとトマトが安い!やったぜ!な意味じゃなく、自分を護るための呪文。
自分のやりたいことを思い出させてくれる呪文。
風にそよぐ青草。流れる雲。ロボだけが変わらない。
どんなときでも自分が自分の味方であり続けること。
何も起きませんでした。
死んだ恋人にもう一度会おうとする強盗犯もいなければ、泣きたくなるほどの孤独を抱えて自殺を図る女もなく。
我慢に我慢を重ねて爆弾を手にする女も、何かに縋ったり頼ったり集ったり寄りかかったりよじ登ることでしか満足できない高校生も、家族の存在を知ってしまった殺し屋も、人の死を無視する世の中が許せなかった看護士も、お金で来世の幸せを買おうとする漫画家もいない。
記憶が三日しか続かない三日坊主も、呪文とともに還っていきました。
地蔵堂の社長もよっちゃんも風のように去っていきました。
残されたのはニコとロボ。
けれど、その二人も別れてしまう。
ニコとロボを繋いでいたのは地蔵堂だったのか。
そうか、いつでも会えると思う心が別離を生むのか。
「枯れないと次の花は咲かない。別れるから次の出逢いがある必ずある」
今、ニコとロボは別れてしまったけれど、次の出会いは必ずあると予感させる終わり方でした。
ここで二人が別れるから、会わなくなるからこそ、次の出会いが、二人の再会があるんだと思いたい。
ロボはダイヤモンドで出来た星みたいだと思った
どんなものでもきっとロボを傷つけることはできないだろう
夜空の星のように何十年後私とロボはまた急接近するのだろうか
ニコにとって、ロボは恋人とか家族なんかじゃなく、ニコが次の花を咲かせるための通過儀礼だったんだと思う。
この先、再び出会ったときに、スパイになるかもしれないし、恋人になるかもしれないし、家族になるのかもしれない。
少女が一歩踏み出すために必要な存在が、ロボだったのか、なんてことを思ってみたり。
最後、5年後?10年後?の二人が、地蔵堂の社長とよっちゃんみたいに楽しそうなのが微笑ましかったです。
タイトルに偽りありだ!とずっと思ってたんですが(笑)、セクシーボイスとロボ。
スパイとしての二人の物語は、まだ、始まってはいなかったんですねぇ……
二人がもう一度出会ったときに、そこから、スパイとしての物語が始まるんでしょう。
う~む、奥が深いタイトルだ←穿ちすぎ?
「ロボ出動よ! 救えるのは宇宙で私だけなの!」
「宇宙とか言われるとときめくじゃないか!」
「「二人はスパイ!」」
うん、視聴率的には散々だったかもしれませんが、しみじみと面白いドラマでした。
いろいろ文句を言ったりメロメロしたり大変だったけど、3ヶ月、心の底から楽しかった。
まあ、心残りは第7話なわけですが、それでも、ニコとロボの二人の関係に希望が持てる最終回は素直に良かったと思えます。
ちなみに、今回三日坊主が前半で退場したのはスケジュールの都合ですか?と思ったのは内緒(笑)
また、松山ロボや寿々花ニコや岡田よっちゃんに会えることを夢見つつ。
3ヶ月、セクロボ感想にお付き合いいただき、ありがとうございました!
次はまた、別のドラマ感想でお会いしましょう♪
いや、別にドラマに限定しなくってもいいんですけどね!☆(≧▽≦)☆!
【おまけ】

松山L、松山ロボと別人です(笑)

ドラマも終わったことだし、未読の方は是非漫画の方もレッツチャレンジ!(感想はこちら)
