読書とジャンプ

2007/08/20(月)07:15

【ジャンプ感想】魔人探偵脳噛ネウロ 第121話  悪【あく】

ジャンプ感想(1522)

ジャンプ38号感想(ネタバレ)です。 先々週から思ってたんですけど、絶対悪の「シックス」、ビジュアル的にどうもあの一神教の救世主を思い出していけません。 ほら、キで始まってトで終わるあの人! というたわ言はともかく、 「だがこの男は…人間……なのか?」 という魔人様の一言に衝撃が。 このネウロワールドに存在するのは人間と魔人だけかと、何故か勝手に思い込んでたんですが、新たな存在が登場したってことなんでしょうか? 何より恐ろしいのが「新しい血族」の「族」の文字。 血族ってことは、一人とは限らないわけで。 「シックス」っていうからには6人いるとか? ………怖っ!( ̄□ ̄;)!! ともあれ、誰もが動けない中、薄い笑みを浮かべてるネウロさんがここまで頼もしく見えたことはないかもしれません。 っていうか、いやもう、新たな事実だらけで、どこから何からビックリしていいのやら! 読んでるこっちは翻弄されるばかりでした。 これはアレだ、ほら、波間に漂う小船っていうか、暴風雨に晒されて右も左も分からない木っ端船のごとくですよ、コンチクショー。(我ながら、何を言ってるのかさっぱり) サイの過去もあっさり暴かれてしまいました。 サイを息子と呼ぶ存在は、「息子」という言葉に何を込めるのか。 そこに「血の繋がり」を見るのか。それとも、「在り方の繋がり」を見ればいいのか。 結局、「血のつながり」も「在り方の繋がり」も両方とも正しかったようで。 実験名は「験体11」 出生は17年前 出世維持の性別は雌 代理は母出産後に即処分 この文字の羅列を見ただけで、不覚にも泣きそうになるんですけど! 自分の中身を探していたサイの無邪気さは、アイさんの存在あった故なのか、なんかもう、今までのことがフラッシュバックのように蘇ってきて、泣きそうにというよりも、素で泣けてきました。 っていうか、出かけようとして時計見てて気付いたんですけど、サイは「XI」。 「XI」はローマ数字の「11」。だから「験体11」なわけなんですね。 うわっ、松井先生の複線張りの見事さに、ちょっと鳥肌立ってきたかも。 そして、サイは、アイさんの死に衝撃を受けるまもなく痛めつけられ、攫われてしまいました。 冒頭の弥子ちゃんの「いつか私達を…」の私達の中に、ちゃんとサイも入ってたらいいなぁ、と思えて仕方ありません。 ともあれ、笹塚さんは結局ろくな活躍をしないままじゃん、しっかりしろよ!( ̄□ ̄;)!! ……じゃなくて、ネウロさんに真の敵が現れたと思っていいんでしょうか。 でもなぁ、松井優征のことだから、連載が続くにつれてどんどんグレードアップした敵が出てきそうなんだよなあ。 我ながら、どうよ、松井優征に対するこの 無駄なまでの信頼感。 どこまで見越した上でストーリーを練り上げてるのか、松井優征恐るべしってことで。 「そうだろう?この中に1人だけいる異形の者よ」って台詞も気になるし、この先どうなるのか、さっぱり予想がつきません。 【蛇足】 シビアなストーリーの中、「引っ越しました。」の置手紙とだるまの置物が妙にかわいかったです。このギャップは何?っていうか、松井優征のセンスに脱帽(笑) 【気になって仕方なかったので思わず調べてしまった弥子ちゃんの大好物】 ←ラクサ うーわー、絵的にはめっさビミョー…(-_-|||) その他ジャンプ感想はこちらからどうぞ。          どれでもいいので、押していただくと喜びますwww

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