【制作裏話とか俺らにとっての「銀魂」とか今後のこととか語ってて、気づいたら八時間。
　コレ、しゃべり過ぎなんじゃねーのォォォォォォ！？】
　～洞爺湖サミット２００９　空知英秋×大西恒平×齊藤優×中崎敦～


なんとなく、年齢は大西さん、齊藤さん、中崎さんの順だと思ってたんですが、中崎さんの方が齊藤さんより先輩だってことが分かった座談会。一番語らなきゃいけない現担当が、一番先につぶれるっていうおいしいとこどりでした。

そんなエリート中崎を中心に……かどうかは別として、気になったとこを箇条書き。

《今年の夏になって、空知さん家の外側に蜂が巣を造り始めて、それを俺が物干竿で突つきに行ったんです。》

いやいやいやいや、待て待て待て待て。エリート中崎、何やってんのぉぉぉぉ？（￣□￣；）！！
そこは退治するとこじゃん！突つくとこじゃないじゃん！（￣□￣；）！！
何、この小学生みたいなノリ？っつか、ﾊｯΣ(ﾟﾛﾟ〃)、これが東大スピリッツ？

「銀魂は……（読み）飛ばしてました」（齊）
「俺は元々、特に好きでもなかったかな……
　好きか嫌いかでいうと嫌いじゃないっていうか、どうでもいい（笑）」（中）
「担当の誰も好きじゃなかったんだね（笑）」（大）

「（笑）」ってつけとけばごまかせると思ってんじゃねーよ！みたいな。
裏表感のないあけすけさは、銀魂担当には必須なんだなと思い知りました。作品とある程度距離を置かなきゃいけないのが編集者の心意気かもしれないけど、もっとオブラートに包んでおこう！っていう（笑）


《「男はつらいよ」と「スターウォーズ」を合わしたら、「銀魂」じゃね？》（空）

やっべぇ、どっちも見たことねぇ！（￣□￣；）！！


「絵は上手いけど、雑だから下手に見えちゃってる」（大）
「デッサンとか構図は上手いと思いましたよ」（中）
「ただ上手いんだけど、絵にかける時間がなくて……」（齊）

褒めてるんだか、貶してるんだか微妙ですが、そうそう！そこ、もっと声大きくしていこう！と盛大に思った担当発言三連発。
もうね、時々感想サイト様でみかけるんですけどね？空知んたまのこと、絵が下手だって言うの、止めませんか？
時間かけて、丁寧に書いたら、ジャンプの他の漫画家さん達だって裸足で逃げ出すかもしれないレベルだと素で思ってますからね。っつか、時々、決めシーンを際立たせるために、わざと普段、ラフに描いてんじゃないかって勘ぐっちゃうしね！（ぇー
という、あばたもえくぼ的な戯言はさておき、私が空知絵の中で大好きなのは、むちむちした身体付きです。みんなしっかりご飯食べてるよね♪感が溢れてるのが、妙にリアル（笑）

ところで、「締め切りギリギリで、いつもネームが遅い」って、担当３人からブーイングの嵐でしたが、それって、翻せば、銀魂に対する情熱が全然衰えてないってことですよね？
編集部の引き伸ばし作戦にあっていやいや描いてるんじゃなくて、もっと面白いものが描けるはずだっていう情熱が続いてる。
一銀魂スキーとして、そのことが妙に嬉しかったです。
うん、まあ、１回くらいなら原稿落としても許してやるか！みたいな（笑）←何この上目線。

まあ、これもあれもそれも、散々本人がネタにしてるとおり、１回も原稿を落としたことがないから言えるわけで。原作者がついてなく、担当さんリードでもない。オチなんか考えていないといいながら、しっかり着地してみせる。

なんだかんだ言って、空知んたまの中は、無尽蔵な物語力に満ちてるんだなと思います。じゃなきゃ、一つの作品でギャグとシリアスがカオスったりしないし、「基本は一話読み切りですからね」なんてサラリと言えるはずがない。

連載が続いて、ゆっくりまったりやってもいいのに、ちっともスピードを緩めようとしない。そんな生き急いでる感に毎週ドキドキするからこそ、ジャンプに掲載された原稿がすごい下書きちっくでも、文句をいう気が起きないのかもしれません。（←感想のネタにしようって気は起きるけど（笑））


《大西さんは人を好きになれない人だから……》（中）

えっと、空知萌えばかり叫んできましたが、先輩に対するエリート中崎さんの無礼な物言いに、うっかりときめきました。これが大阪府だったら、橋下府知事に呼び出されてがっつり叱られるとこだってのに、大西さんは橋下さんより心が広い（笑）


「いや、心配になってくるんだよね、ときどきね。
　歯医者の回とかは頭おかしくなったのかもなぁって」（大）
「歯医者の人体改造のくだりは、引きましたね（笑）
　あれは僕もちょっと心配になりました」（齊）
「二人で話してましたもんね。空知さん頭おかしくなったんじゃないかって」（齊）
「ホントに！」（中）←え？

うわぁ、エリート中崎さん、適当すぎる！（￣□￣；）！！

そこ、同意してどうする！！

お洒落度満載なブリーチの前担当で、東大出身のエリートってことで、すごく壁を感じてたんですが、ガラガラと音を立てて崩れ落ちました。っつか、壁って何？ただの酔っ払いのおっさんじゃん！みたいな親近感が（笑）

おまけに、自分がもう担当してないのに、前担当同士で空知んたまのことを心配してる大西さんと齊藤さんが、すっかり近所の仲いいお兄さん的ポジション※なとこに萌えてみたりもしてましたｗｗｗ

※近所の仲いいお兄さん的ポジション＝家族じゃないので、心配してても基本的スタンスが無責任


……みたいな感じでですね、基本的に、空知んたま、担当さんに愛されてるよね、担当さんのこと大好きだよね！☆（≧▽≦）☆！というオーラに溢れた座談会でした♪

そんなこんなで、ようやくクイックジャパン、銀魂特集部分だけ読み終わりました。
パラ見してたら、やしきたかじん×勝谷誠彦×宮崎哲弥×辛坊治郎のトークバトルがあって、あ、何かまかりまちがったら、この４人が銀魂を読み始めることがあるかもしれない！って妄想に妙な快感を覚えつつ、まあ、難しいことは抜きにしても、

銀魂って面白いよね！☆（≧▽≦）☆！

ということに尽きます。ラスト、空知んたまの筆ペン手書きメッセージも、愛に溢れてたっていうか、元々、「サブカル＝お洒落」だとはこれっぽっちも思ってなかったので、「チンピラどもが作った雑誌」ってとこに盛大に同意しつつ、ウキウキメロメロさせていただきました♪



ところで、いつもはワードに下書きしてから描くんですけど、めんどくさくってブログ管理画面で直接感想をペコペコ打ってたら途中で消えちゃいました。で、盛大にショックを受けながら渋々書き直したのがこの感想でして、消えた感想はね、もうね、自分でも引くくらい大傑作だったんですよね。それをお読みいただけないのが残念で仕方ありません。
いや、マジでマジで。自分の感想の贔屓の引き倒しっぷりに、何これ、気持ち悪っ（￣□￣；）！！ってなったから、言い訳をかまそうとか思ってるわけじゃなく、マジだから！

いやほんと、うっかり消えちゃった感想は、感動巨編でした。惜しい惜しい。←ぇー

長文感想を書き直すっていうカオスな労力を使ったので、後は生きる屍ですが、３連休は一人銀魂祭、絶賛開催中なので、もうちょっと頑張ろうと思ってみました。ちなみに、自分の感想を読み返す元気が、どこをどう振り絞っても出てきません。なので、すっとこどっこいなことを書いてても、誤字脱字があっても、生暖かくスルーしていただけると喜びます。
んじゃまあ、とりあえず、一眠りでもするかな！←頑張ってねぇ！（￣□￣；）！！


【追記（１１月２２日）】
誤字脱字、リンク間違いを直しました。自分、つくづく適当すぎる……ＯＲＺ