2010/04/29(木)21:15
【映画感想】 劇場版銀魂 新訳紅桜篇 その1
「くそー、一足遅かったか、銀魂めまんまと盗みおって」
「いいえ、あの方は何も盗らなかったわ。私のために戦ってくださったんです」
「いや、奴はとんでもないものを盗んでいきました。」
「あなたの心です。」
というわけで、「新訳紅桜篇」に、
まんまとハートを盗まれて帰ってきました。
ちぃっ!空知んたまと高松監督のハート泥棒め。ルパンも真っ青だよ、コンチクショー。
そんな訳で、ウキウキ行って来ました。紅桜篇。
バルト11はソレイユっていうイオンモールの4階にあるんですけど、11時20分のところを9時40分くらいに着いたにも関わらず、
迷う。 ←(笑)
だって、4階まで上がったら駐車場に出ちゃうんだもの!駐車場彷徨って、入ろうと思ったらドア開かないんだもの!っつか、ここどこだよ!アナザーワールドか?(゚Д゚)、ペッ!! ←待て
普段行かない映画館なので激しく毒づきつつ(1ヶ月前に春祭り(仮)で来てるはずなのに普通に迷ってるしー)、なんとかバルト11に辿りつき、売店のあんちゃんに「銀魂のパンフレットください!」と元気よく声をかけたら、にこやかに
「完売です」 と言われ、罵詈雑言事典をフル活用しながら毒づき、そうは言っても期待するあまりポップコーンみたくはじけ飛びそうになりつつ席についたところ、皆さん、安心してください。
七分入りでした。 さすが平日!小学生、中学生、親子連れなどなど、え?学校は?創立記念日?┐(゚⊇゚)┌な方もちらほらみかけつつ、普通に席、空いてました。
少なくとも、広島では平日は余裕っぽいです。映画は平日狙いで行こうぜ!
っていう前置きはさておき、以下、ネタバレ感想です。
いやまあ、ネタバレっつっても、銀魂スキーで紅桜篇知らないなんて、太陽が西から昇るくらいありえないので、ネタバレもなんもねぇっつか、新訳っつっても、真選組や神威のシーンが差し込まれてるとは言えストーリーも台詞も忠実極まりなかったのでアレ(ドレだよ)ですが、とにかく、私のツボを16連射だったのは間違いないです。
全編を通して、光の演出がすごく綺麗で、雲間から光が射すシーンなんか涙なくしては
見られませんが、それよりなにより、銀さんと桂さんが春雨相手に戦うシーン!
「ヅラぁ お前に友達なんていたのか!?そいつぁ 勘違いだ!」
いや、あそこ、動きすぎだから。激しく動きすぎだから!
あーくそっ!コマ送りしてじっくりまったりとっくり見てぇ。
DVD、明日発売したらいいのに!!……と無茶を言っちゃうクオリティでした。
あれはやばい。ガチでやばい。
しかも、コミックスは散々読み返したけど、アニ魂の方は我慢して見ないようにしてたので、新作カットが半分とか言いつつ、9割方新作カットに見えました。やー、なんか得した気分ー♪←ぇー
得したといえば、最初と最後のおまけがしっかりついてるのがアニ魂クオリティ。
ここからはホントにネタバレです。但し、台詞はうろ覚え満載なので覚悟しろ!
あ、それと最初に断っておきますが、内容の割りに無駄に長いです。ホントすみませんm(_ _)m
さらに言えば、DVDが出るのを待ってればい~や~って思ってる方は、即座に考えを改めた方がいいです。これ、大画面で見なきゃ
人生の9割9分9厘は損しちゃうから!( ̄□ ̄;)!!
他の映画の宣伝で散々焦らしプレイをしつつ、ワーナー・ブラザースのOPが流れた後、いつもの万事屋BGオンリーで始まりました。
なんか、BGオンリーの画面を見たら、ホームグラウンドへ帰ってきた(笑)ようで一気に落ち着いちゃったんですけど、万事屋のグダグダトークは早速ワーナーブラザース弄りへ突入してました。
「侍アニメなのに、なんでワーナーブラザーズ?」
「ワーさんもナーさんもお人好しネ」 ←いや別に兄弟じゃないし(笑)
サンライズがワーナー兄弟を騙してる発言まで飛び出たところで、新ちゃんの「映画なんだからちゃんとやりましょうよ」ツッコミが入って、2回目のワーナー・ブラザーズのOPから、いつもの「侍の国~」なアバンに突入です。
かと思えば、めんどくさいのでからキャラ紹介だけでいいよ的な流れで、新ちゃんを眼鏡で落として、
3回目のワーナー・ブラザーズのOP が流れるっていう……
オープニングが2回流れただけでも場内クスクス笑いにまみれてたんですが、3回目のOPの後、普通に本編に入っちゃったところで、場内に微妙に流れる「え?もう?( ̄□ ̄;)!!」な雰囲気がヤケにツボでした。
さすが、わざわざ銀魂の映画を見に来てるだけあって、皆してどっかずれてるし(笑)
っつか、1本の映画の中で、まさかワーナーのOPを3回も見る羽目になるとは……アニ魂、恐ろしいコ……
└|・_└|ソノハナシハ |┘_・|┘コッチニオイトイテ
桜舞う中、子供時代の3人と松陽先生のシーンから始まり、橋の上で桂さんが斬られるシーンへ。
その直後に、映画オリジナル。
鬼兵隊の動向を気にかける真選組のシーンが差し込まれてました。土方さんと総悟くんが仲良くトムとジェリってる中(=仲良く喧嘩してる中)、素振りをする近藤さんにフォロ方さんが一言。
「近藤さん 素振りは全裸でやらなくてもいいと思うぞ」
なんでサラシは巻いてるのに、全裸なんだろう……なんか、あれですよね。A Vで、なぜか靴下だけ履いてる女子○生ものなノリですよね!☆(≧▽≦)☆!←サイテー
万事屋にエリーが依頼にきて、新ちゃんがいちご牛乳を差し出し、そのいちご牛乳がちゃんと明治乳業のいちごオ・レだったところに、アニ魂スタッフの本気を見(笑)、銀さんが鉄矢さんにぶん殴られ、新ちゃんがエリザベスにぶん殴られ、銀さんが地球防衛基地で鼻眼鏡をゲットした後に、映画オリジナルで
どSコンビ(銀さんと総悟くん)のシーン。
地球防衛基地のお姉さん出てこないな~と思ってたら、お姉さんの台詞をまんま総悟くんがペロっと銀さんに喋ってました。
でも、銀さん……「それ さっき(地球防衛基地のお姉さんから)聞いた」 ←ORZ
折角総悟くんがペラペラ喋ってくれてるんだから、っつか、懐いてくれてるんだから、そこは初めて聞いた振りしたげようよ!ものっそシリアスに「ここだけの話」っぽく語った総悟くん、すげぇ恥かしいじゃん!夜な夜な思い出しちゃ涙目になっちゃったらどうすんの?( ̄□ ̄;)!!
銀さんのどS!( ̄□ ̄;)!!
と、楽しくつっこませていただきました(笑)
いやもう、総悟くんといい、山崎といい、銀さんにペラペラしゃべりすぎですよね。職務専念義務の意識が欠片もないっていうか、秘密保持のスピリッツが銀さんを前にしたら粉砕骨折してるっていう(笑)
最初っからフルスロットルな勢いで突っ走ってますが、銀さんの鼻眼鏡プレイの後に、やっぱり映画オリジナルで
春雨を落しに戦艦に乗り込んできた万斉さんを彼方から見やる神威と阿伏兎さんのシーン。
神威の首根っこを掴む阿伏兎さんがものっそかっこよかったんですが、年下の上司に年上の部下、能力はあるのに雑務がさっぱりな上司に雑務を丸投げされる部下、わがまま一杯な上司になんだかんだ言って付き合いのいい部下………………どの要素をとっても
萌えところが満載な罠。
「へぇ 宇宙にはまだ 面白そうな連中がいるんだな」
っていう神威の台詞が、吉原炎上篇にしっかり繋がってるさりげなさが心憎い演出でした♪
………なんか、この辺で既に疲れてきました。頑張れ自分!
っつか、楽天ブログの字数制限越えちゃったので2分割です。その2に続きます。←少しは「簡潔」って言葉を実践しやがれ。