読書とジャンプ

2011/09/26(月)15:36

【ジャンプ感想】銀魂 第370訓 「バラガキからの手紙」←「銀魂」×「SKET DANCE」アニメコラボウィークセンターカラー!

ジャンプ感想(1522)

ジャンプ42号感想(ネタバレ)です。 コラボアニメに便乗した銀さん&空知版ボッスン(のつもり)でしたー☆ 【表紙】 ここのとこカラー続きだったので、こっち系の手抜きカラーが来るかと思いきや(←失礼)、がっつりカラーでした。 空知んたまは男性漫画家さんのくせに(くせに言うな)、女性キャラのヘアアレンジのセンスが図抜けてますが、今回のドレスアップした神楽ちゃんもかわいいのなんのってコンチクショー。 誰か総悟くん呼んできてぇぇぇぇ! と叫びたい気持ちで一杯です。ちなみに、銀さんはいつも通り普通にかっこいいとして、蝶ネクタイな新ちゃんを見てると、 七五三 って単語が浮かんでくる自分をちょっと瀬戸内海に沈めてきます。 【本編】 え?ここでこんな人出してくるの?マジで?( ̄□ ̄;)!! っていう衝撃が待ち構えてたので、これはもう、ジャンプは保存用、実用用、観賞用に3冊買えばいいんじゃないかな!と言いたくなっちゃう豪華仕様です。立ち読みで済ませようなんて甘い考えを持ってると、燃えと萌えのダブルパンチで、コンビニでぶっ倒れちゃうぞ!☆^(o≧▽゚)o っていうナイスアドバイスをかましたところで、てっきり、SMバッティングセンターで笑いをとって終わりかと思いきや、信女ちゃんに対して、総悟くんが、 激しくかっこいいことになってました。 やーもう、何コレ。ちょっと反則すぎる。 「おさまる鞘がねーなら てめーにおあつらえ向きなのを用意してやらァ」 「てめーみてーなデケー刃には そこがお似合いだぜ 鞘ん中で眠りやがれい なまくら」 総悟くんの苦戦する姿とか、セクハラ三昧な姿を見られるんじゃないかと思ってたんですが、苦戦(セクハラ)どころか、余裕のよっちゃん(死語)だっていう…(; ・`д・´)…ゴクリ… 総悟くんを殺る気満々の信女ちゃんに「俺の標的はお前じゃねーよ」なんてさらりと言っちゃうあたり、死合いしたがってる相手に対して敢えて相手にしない。総悟くんの方が一枚も二枚も上手な当たり、どれだけかっこいいサディスティック星の王子なんだよって話です。 そして、真選組はと言えば、警察同士の内紛を屋上の隔離空間に留めることで、査問委員会の追求が入る余地をなくし、攘夷浪士の捕縛を見廻組の手柄にすることを引き換えに鉄を取り戻し、痛み分けにするっていう大人の判断てんこ盛りのかっこよさです。 「これからも お互い江戸の治安を護る者として頑張っていきましょう」 「ええ せいぜい エリートの足を引っ張らないよう気をつけますよ」 「ご謙遜を…アナタ達は立派なエリートですよ 悪ガキのエリートだ」 佐々木お兄ちゃんと土方さんの会話のしらじらしいかっこよさにキュンキュンしちゃう罠。コミックス40冊を経て、新たなレギュラー集団の誕生に、仮面ライダーオーズの鴻上さんばりに「はっぴーばーすでい!」と叫びたい気持ちで一杯です。 さて、問題の銀さんの「俺、実は白夜叉だったんだよ~ん」発言。(←こんな言い方はしてません) いろいろ(敢えて気づかない振りするのもありかな的な)妄想を激しくたぎらせてたんですが、さすが空知んたま&土方さん。ちゃっかりしっかり、銀さん、お縄になってました。 「超大物のホシあげたんだ なァ白夜叉殿」 「どうにもくせー野郎とは思っていたが  まさかてめーが桂どもと並ぶ伝説の攘夷志士だったとはな」 ……銀さんが自爆(カミングアウト)しなくても、桂さんと仲良しの銀髪ってだけで、白夜叉以外の何者でもないと思うのはさておき、銀さんをパクるなら鉄もパクらなきゃいけなくなるから仕方ない的に銀さんを釈放することで借りを返しちゃう当たり、土方さんも粋なことするなぁとしみじみすることエベレストの如しなんですが、2号前の感想で、自分、 「てっきり銀さんは見廻り組の床掃除や佐々木家のパシリみたいな、激しくどうでもいい仕事を頼まれて、『お前はこんなところで何やってんだ!』と土方さんに力いっぱいどつかれるだけの役目くらいにしか思ってなかっただけに(←ぇー)、ありえない……攘夷志士を絡めて真選組と見廻り組の抗争に持ち込んで、銀さんをめんどくさい立場においやるとか、空知んたまの頭の中がすごすぎる…(; ・`д・´)…ゴクリ…」 なんてことをのほほんと書いてたんですが、空知んたまの頭の中はすごいなんてものじゃありませんでした。 「いずれまた会う事になりましょう 私達がこの瓦礫の海を更地に変える時  水を失った魚がどうあがくか 楽しみですね」 私達=佐々木お兄ちゃん&高杉さん ええ、はい。空知んたまったら、真選組と見廻組の抗争に攘夷浪士を絡めるだけじゃ飽き足らず、鬼兵隊まで絡めやがってました。 「瓦礫の上で釣りとは アンタもなかなか酔狂な男だね 三天の怪物殿」 いやいやいやいや。待て待て待て待て。 高杉さん来ちゃった!( ̄□ ̄;)!! まさかの高杉さんの降臨です。高杉さんったら、どんだけ暗躍すれば気が済むんだって話です。っていうか、神威に佐々木お兄ちゃん……たぶらかすにも程があるっていうか、なのこの悪人フェロモン!( ̄□ ̄;)!! 高杉さんったら、悪人フェロモンふりまきすぎです。神威も佐々木お兄ちゃんも高杉さんフェロモンにやられすぎです。っつか、今後、シリアス長編の裏では、 全部高杉さんが糸ひいてる んじゃないかって邪推しちゃいそうなんですが! ……いやもう、意外と働き者っていうか、暗躍っぷりすげぇ。 高杉さんって、ひきこもりっぽく見えるくせして(←待て)、今回もピンでふらふらしてるし、結構アグレッシブに行動するなぁ。 と感心したところで、最後はやっぱり涙腺が決壊しちゃう罠。 土方さんは、近藤さん達と江戸に旅立つ前日に為五郎さんと会ってたそうです。そして、毎月、目の見えないお兄ちゃんに毎月手紙を出してました。 「目も見えやしないのに いっつも笑って読んでた  トシの手紙はまだかトシの手紙はまだかって」 真っ白な、為五郎さんにしか読めない手紙を。 や、もう、この辺で涙腺決壊してページ捲れないくらいだったんですが、土方さんがバラガキにあてた真っ白な手紙を前にしてるところに、銀さんが鉄の手紙を紙飛行機にして飛ばす。 銀さんと土方さんが言葉を交わさないところが「粋」の一言です。二人とも、言葉にならない思いを抱えて生きてるわけで。源外さんに「一体俺にどーやって生きてけっていうんだよ!」と問われ、 「長生きすりゃいーんじゃねーのか…」 って答えた銀さんの台詞がぶわぁぁぁぁぁって蘇っていけません。銀さんも土方さん(真選組)も、めんどくさい連中にしっかりきっぱりロックオンされてるけど、天人が支配する終わった世界で終わることなく「生きる」連中が一番強いんだってことを見せてほしいです。 コミックス1冊くらいあっても良かったんじゃないかな!むしろ2冊分でも良かったよ!って言いたいところですが、37話から始まったバラガキ編。きっちり6週でかたがつきました。コミックス1冊に満たない話数でここまできちんと物語を締めちゃう空知んたまの筆力の高さには、ただただ脱帽です。これを週間連載でやっちゃうんだもんなー。ホント、空知んたまの頭は一回といわず30回くらいかち割って中身をじっくり観察した方がいいって、絶対! そういえば、見廻組って今回初めて出たかと思いきや、記憶を振り絞って思い出してみたところ、既出でした。たまちゃん篇の144訓。 真選組がどこでサボってたのか、からくり家政婦の暴走を鎮圧してたのが見廻組だったわけで。 このおじさん、誰やねんって感じですが、たまちゃん篇の後に佐々木お兄ちゃんが局長に就任して、なんちゃって真選組な隊服を作ったってことなのかなぁ。 いい加減なとこが売りだと思ってた(←それがファンの言うことか)銀魂、何気に設定がしっかりしてる…… 【巻末コメント】 「最近ウォーキングをサボってたら腹回りがやばい感じに。それなのに担当は頻繁に飲みに誘いたがる。どうしたらいいんだろう。」 ええい!仲良しさんめ!(゚Д゚)、ペッ!! っていうか、ゼリービーンズ本田さんと、仲良く一緒にウォーキングしたらいいんじゃね? 【銀魂ご当地根付第一弾に広島がない!( ̄□ ̄;)!!】 第一弾は10月から11月にかけて、温泉地限定、福島(赤ベコ、白虎隊)、信州(りんご)、軽井沢(ソフトクリーム)、東京(東京タワー)、大阪(たこ焼き)、福岡(明太子)、沖縄(シーサー)の9種類らしいですが、え?なんで?なんで広島がないんですか? ふざけんな!ノ ̄□ ̄)ノ ~┻━┻ドガシャーン!! と卓袱台をひっくり返したところで、ご当地グッズのくせして、銀さんがもれなく 死んだ目 をしてる罠(笑) 唯一、軽井沢銀さんが凛々しい(かもしれない)だけです。……売る気あるのか? って、見つけたら即買い必至なんですけどね!☆^(o≧▽゚)o 【銀魂スケジュール】  《誕生日》 9月27日 武市先輩 10月 1日 屋台の親父(狐火の長五郎) 池沢(旧万事屋)     2日 ハツ     3日 八郎   《その他スケジュール》 9月26日 アニ魂第227話「コラボにはエイリ〇ンVSプ×デターがあるのも覚えておけ」 10月12日 TV版アニメコミックス 空知英秋SELECTION 頭「空っぽ」にして楽しめ! 空篇 10月28~30日 銀魂高校文化祭2011(池袋サンシャインシティDホール) 11月     銀魂42巻発売 12月2日  TV版アニメコミックス 空知英秋SELECTION いろんな捻った「知的」ギャグ! 知篇 その他ジャンプ感想は こちらです。

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