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茸(たけ)ちゃんです。
今回の原発事故で広い範囲で放射能汚染されてしまいましたが、今の時点で放出される放射線源の主たる物はセシウム137です。 事故後の段階ではヨウ素131が話題になっていましたが、半減期8.04日のこの核種は汚染直後と比べて約1万分の1まで減っており、放出する放射線量も同様に減っています。 一方セシウム137は半減期30.1年で汚染直後とほぼ変わらない量で存在し、放出する放射線量もほぼ変わりません。 現在、政府や地方自治体が測定している空間線量はγ(ガンマ)線に基づいています。 しかし、今回放射能汚染の主体となったヨウ素131もセシウム137も放出する放射線はγ線だけではありません。 ヨウ素131もセシウム137も共に起きる放射性壊変はβ崩壊でこの際β線を放出します。 そして崩壊後の大部分の核子がエネルギー的に高く不安定なため、γ線という放射線を放出することにより安定化します。 空間線量だけを考えるのであればγ線を主に測定すればよいのですが、放射能汚染された屋外で遊ぶ子供達の場合、放射能の付着や体内への取り込みを考慮する必要があり、β線の問題点が大きくなります。 『毒茸』は現在住んでいる地域での空間線量の高さについて、さほど気にしておりません。 子供も普通に外遊びさせています。 しかし、内部被曝については少々心配しています。 子供達が泥んこになって遊んでも大丈夫かは、十分に解明されていない現状では少々神経質になっても仕方がないとも思っています。 --------------------------------------------------- 放射線測定値 平成23年6月21日(火) 『毒茸』自宅 (10階室内・昨夜~起床時の平均値) 0.131μSv/時 東京都台東区 (5階室内・約9.5時間) 0.145μSv/時 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 26, 2011 02:53:44 PM
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