つれづれなる徒然奇行

エクソシストがアンソニー・ホプキンスだと知った時「絶対見る」と誓いました。





怖い映画は苦手ですとか、どの口が言うか。と近頃自分でも思う。
「エクソシスト」「オーメン」「スーパーナチュラル」「バイオハザード」「スクリーム」「ファイナルディスティネーション」を楽しめるんだから、言っちゃいけない気がする。でもスプラッタは苦手だよ？（スクリームはギリギリだった）


神を信じきることができない助祭のマイケルは、才能を惜しまれ、バチカンのエクソシスト講座を受講することを勧められる。


神を信じきれない男が、悪魔を信じるわけがない。

マイケルはバチカンの神父に、現役のエクソシスト、ルーカスを紹介される。
彼の家を訪問すると、その日はまさに、悪魔払いの日だった。

１６才の妊婦に悪魔が取りついているというが、マイケルには精神を病んだ少女にしかみえない。

はたして悪魔はいるのか？　神はいるのか？？



ルーカスは「泥棒は自分の存在を隠すために部屋に灯りをつけない。悪魔も同じだ。いないフリをする」と言う。




最初の雰囲気は古い映画の「枢機卿」を思い出しました。
ジャンル的には「スーパーナチュラル」に近い？
どちらも大好きな私は楽しめましたｗ

クスって笑うシーンもあり、ビクッと肩を震わすシーンもあり。
ラストに近くなると、アンソニー・ホプキンスの笑みが、ものごっつ怖い。

特殊メイクとかしていないと思う。
ただ、薄暗い部屋で微笑んでいるだけ。なのに怖い。
レクター博士とはまた違う恐ろしさ。さすが名優。大好きだーーー！！


スクリーンいっぱいのＡ・ホプキンスの顔を、ストーリーにのめり込んでいた意識を、客観的に見直して「こりゃ、怖いわ」と思った。
このシーンだけみたら立派にホラーだわ。


マイケルは神を信じるのか。悪魔を信じるのか？　じっさい、悪魔はいるのか？
それはそれぞれの意識の持ちようですね。