Dollparasol

名作のリメイクだそうですが、私はまだ原作未見。
ホラー映画だと思ったら、限りなくスプラッター映画に近いホラー映画でした。

B級ホラーにありがちな、バカバカしい悪ふざけは全く無い落ち着いた印象の映画です。殺人鬼ことマイケル・マイヤーズの心理に焦点を当てた部分が映画全体の軸になっており、実際にストーリーの前半から中盤部分にかけて、ブギーマンが最初の殺人に至る少年時代を描いています。一見普通の少年が、ある日突然殺人鬼に変貌する様は異様。
大人になった殺人鬼なマイケルは当然人間なのですが、収監されていた刑務所から護送される途中に脱走してからは、本物の怪物になったのかのような描写になったのがちょっと気になりました。刺されても、銃で打たれても平気だなんて、ジェイソンじゃないんだから。。。。
ホラーとしての怖さを感じたのは、ストーリー中盤まででしたね。後半はパニックホラーで、あまり怖さは感じませんでした。
あと、109分という時間は、ホラーとして長く感じました。終盤は少し冗長ぎみ。
そういえば、子供時代のマイケルを演じていた子役の男の子ですが、ちょっとだけですが、「ハンコック」にも出演していましたね。ものすごいクソガキっぷりでした。きっと将来有望。

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