2004/12/22(水)23:12
昔話
ゲーム会社で派遣で働いていたときの同僚から久しぶりにメールがきて、私たちが働いていたローカライズチームが解散したとのこと。
チームにいた人達は、転職したり、辞職したり、他部署に移ったり、さまざまらしい。
ひさしぶりに、会社勤め時代を思い出した。
わたしはそこで、会議通訳と翻訳の仕事をしていたのだけど、会議通訳のある日は本当に緊張して冷や汗かきまくり、毎回大変な思いをした。
なぜって、英語はできても、彼らの会議内容がさっぱりわからないから。ゲームプログラミングやデザインの話…、専門を持とうと強く思ったのもこの頃。
CiscoやOracleの資格取得の勉強にくわえて、プログラミングの本も読んだりしてた(そして全部中途半端に終わった)。
例えばプログラミングに周知した人が、ほんの少しでも英会話ができたら、そのほうが、私が通訳するよりもずっと正確に、外国人と話が通じるのではないかと思い始めたのもこの頃。
英語ができるというだけでは、常にアシスタント的な仕事ばかり。職場が変わるたびに、イチからいろんなことを勉強していかなくてはならない。そういうのを楽しんではいたけど、本当はもっと充足感のある仕事につきたいとどっかで思っていた。
「専門家」という言葉にすっごい憧れたんだよねー。ずっと「ツール屋さん」だったから。
で、ある程度働いたあと、そこの会社をやめて次の日、久しぶりにぶらぶらしようと吉祥寺に買い物にいったら、電車で隣にすわった男子高校生が猛烈青臭くて、カフェで隣の席に座った男は猛烈タバコくさくて、もしや?と思って薬局で妊娠検査薬かって帰ったら妊娠してた。
それからあっという間にいろんなことが展開し、今にいたるわけなんだけど、今思うに、会社をやめようと決めたとき、きっと自分の本能で色々とわかってたんだろうなー。
まさか妊娠してるとは思ってないくせに、「子どもができてもいいように、在宅翻訳家になろう」って突如思って、やめたんだもんね。
そんなこんなをうっすら思い出したよ。今は全然、別のところにいて、もっとずっと楽しいなー毎日。あの頃もそれなりに毎日楽しくやってたつもりだったけど、今とは全然、生活の色彩感が違う。今はもっと、世界に多様な色が満ち溢れているのを感じます。
そして今日もフラ。ちょっと前にNHKでやっていたサンディー先生のフラレッスンに出ていたお弟子さんたちが、尋常じゃないほど美しいとの話を聞き、そのビデオをぜひ手に入れたいなーと切実に思う。
だって、よしもとばなな氏の小説でも、さんざん褒め称えられているんだもんね。あー、見てみたい。見て、その美にうっとりしてみたいよう。