2007/09/19(水)04:18
産褥期のマザリングサービス・上の子と父
夜中の授乳・・・後にお腹がすいて目が覚めちゃって、
ついでなのでブログ書いて寝ることにしよう。
昨日は、ベビーシッターサービスの会社からシッターさんにきてもらい、
産後の「マザリングケアサービス」を3時間、初体験。
マザリングケアとは、
読んで字のごとく、
ベビーではなくマザーのケア。
一日24時間マザーやってるんだから、
週に数時間でもマザー業をプロにシェアしてやってもらわないと、
全く持ってこっちの身が持たないもんね!
ちゅーわけで、お願いしてみたのである。
(↑以上、横森理香風に書き出してみた。)
たった3時間だったんだけど、
最初の10分かけてやってほしいことを話し合い、
その後、シッターさんによるえのき沐浴(って何がなんだか…)を
「おー、さすがプロ」といいつつ眺め、
気持ちよくなったえのきと私は爆睡。
おきてみると、
洗濯物はきれいに畳まれ、
部屋の片付け・掃除機がけが終わり、
たまっていた食器も洗われ、
夕飯(ゴーヤーチャンプルーとサラダと切り干し大根の煮物)も作られており、
かーちゃん感激。
ずっと連休で長男しめじがいたので、
昼間に休めるのは退院後ほぼ初めて。
体力回復できたし、
なにしろ起きたときにすべてが整って心地よい状態になっているという素晴らしさよ・・・。
プロのサービスは、なんちゅーか、
かゆいところにも手が届く感じ、
そして、家の中に少し一般社会からの涼しい風が入って
シャバの雰囲気を味わえる感じがよい。
そして、なんせ相手はプロなので、
実家の母なんかと違い、
アレコレむやみに聞いてこないで勝手に判断してやってくれるのがいい。
もちろん最初に基本的な希望はこちらからきっちり伝えるのだけど、
包丁の場所とか、みりんの場所とか、
ふきんはどれ使っていいのかとか、
そういう細かいことは全部、勝手に判断して考えてやってくれる。
(まあ、ヘルプの人にあれこれ聞かれるのが面倒なので、
産前に、すべての台所の引き出しにラベルを貼ったりという工夫もしていたのだが)
あとで長男と一緒に帰宅した夫と、
「いいね~」
「どんどん利用しようよ」とささやき合う。
連休かけて双方の両親が交互にやってくるので、
今週・来週は週2回できてもらうことにする。
来週か再来週あたりには、クリーニングの人にもきてもらおうと画策中。
☆☆☆
長男しめじは、産直後のいっちゃっているようなハイテンションは落ち着いたものの、
やはり神経が過敏な感じで、
ちょっとしたことで怒り、すね、いじけたり、
かといって弟はかわいくてしかたなく、
しきりに抱っこしたがり、「赤ちゃんかわいい~ん(はぁと)」と夢中。
普段はしなかったような悪行を繰り返し、
いさめたり叱ると大げさに泣き、
「ママもパパも大嫌い!赤ちゃんだけ好き」などとわかりやすくすねる彼。
「自分が両親にとって一番・・・なんだよね?」というのを、
あらゆる角度から確認しようとしている、と考えると実にけなげ。
なんだけど、つきあうほう(夫)も大変みたい。
なんせ、いままで平日はほとんど子どもと顔を合わせず、
週末にお出かけしたり外食したりしてともに楽しむのが主の、
いわゆる「いいとこどり育児」をしてきた夫だけに、
「扱いづらさ通常の1・5倍」になっている長男とずっと行動をともにするのは、
かなり、人間の器を試される修行のようだ。
(とはいえ平日昼間は子どもは保育園なので、大変なのは週末だね)
トムとジェリーみたいにしょっちゅうけんかしたり仲良くしたりしている(笑)
見ているとハラハラしてしまうこともあるが、
夫は夫なりの一定した基準で子どもと接しているのがわかるし、
なんやかんやで最終的には仲よさそうなので、
今のところはなるべくクチを挟まないように見守りたいと思う。
一見、昔みたいに週末だけ「パパ大好き~」されていたほうが
父子の関係は良好だったように思えるけれど、
こういう、親子がまっこうからぶつかって葛藤する経験も大事だ。
きっと、家族という関係を強固にしていくプロセスで、
こうして父子が愛情を持って格闘したという経験は、
何よりも貴重なものになるはず・・・(?)。