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カテゴリ:栃木の風景
日本では2003(平15)年に始まったブログの開設者数が、昨年11月末時点で約1,354万件となり、国民10人にひとりが開設している計算になるそうです(主要14社)。
但し更新が続いている実数はもっと少ないだろうともありました。休眠とならないようにしたいと思いますが、ここしばらくは本業がバタバタしそうで不定期になるかもしれません。 栃木県のご紹介、2周目は「足利市」からでございます。今回ご紹介するのは「渡良瀬橋(わたらせばし)」です。1993(平5)年1月に発売された森高千里氏の歌「渡良瀬橋」を聞いて、この橋の名を知った方も多いと思います。当時千葉県民だった私もその1人です。 この曲の詞は彼女が実際にこの地を訪れて書いたとのことで、実在する渡良瀬橋や周囲の風景が舞台となっています。 渡良瀬橋は、足利市内を走る栃木県道5号線の渡良瀬川に架かる橋です。永久橋として架けられたのは1934(昭9)年10月で既に73年以上経っていますが、今も現役です。道幅が狭いので、平成となってから上流に歩道スペースが付けられました。 橋のかかる渡良瀬川は足尾の山々を源流とする川で、群馬県桐生市等を経由して栃木県足利市内を西から東に流れ、藤岡町の渡良瀬遊水池を経て利根川に合流しています。その昔、足尾鉱毒事件で揺れた川でもあります。 (下流から見た渡良瀬橋 -足利市 H20.1.19-) 車の絶えない渡良瀬橋ですが、その脇に立ち上流を眺めると確かに「広い空と遠くの山々」を見ることができます。歌の中の「私」は北風に吹かれながら沈む夕日を見ていて、風邪をひいてしまっています。今日は北風が無いのがありがたいです。 (歌に合わせて冬の夕方に訪れました -足利市 H20.1.19-) 余談ですが、上流部分の日光市(旧足尾町)内にも「渡良瀬橋」が架かっています。こちらは山の中なので「広い空と遠くの山々」は見えません。 (日光市の渡良瀬橋 -日光市(旧足尾町) H19.8.19-) 次回は歌に出てくる「八雲神社」をご紹介の予定です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年01月27日 14時09分33秒
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