「居酒屋 ごじゃ満開」

2008/06/24(火)23:26

294)盛岡散歩 簗川の新緑

盛岡の風景(205)

 岩手・宮城内陸地震から10日経ちましたが、この地震は激甚(げきじん)災害の認定がされないのでは?という報道がされていました。  激甚とは字引によると「ひどさが通念を超えている様子」ですが、激甚災害とは「国民経済に著しい影響を及ぼす災害で、被災地域や被災者への財政援助や助成が必要となる大きな災害」だそうです。「ひどさが通念を超えている災害」ではないのだと知りました。  盛岡市東部、川井村との境に標高1103メートルの岩神山があります。ここを源として盛岡市の市街地へ向かって簗川が流れていますが、黄金週間過ぎにこの川を川目地区から簗川地区へ遡ると、新緑の渓谷然とした景色が広がります。 (新緑の簗川 -盛岡市簗川 H20.5.10-)  簗川に沿う道は盛岡と宮古を結ぶ国道106号線です。行き交う車が途切れると川の流れしか聞こえない空間に変わりますが、この一帯では「簗川ダム」建設工事が進んでいます。  簗川ダムは高さ(堤長高)77.2メートル、幅241メートルで、かんがいや盛岡市民の水道用水を目的としたダムです。今から30年前の1978(昭和53)年に予備調査が始まったそうですから、今年はちょうど30年目になりますが、完成はもう少し先のようです。  この水没区間の代替道路の工事は進んでおり、水没後の国道106号線は現在よりはるか上を走ることになります。新道(簗川道路)が開通すると、盛岡~宮古間の所要時間は現在より5分短縮されるそうです。 (水没が近い簗川地区の国道106号線 -盛岡市簗川 H20.5.10-)  現在の道が何時まで走れるか分かりませんが、秋にも走ってみたい区間です。

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