「居酒屋 ごじゃ満開」

2010/03/19(金)00:28

676)岩手散歩 西和賀町(二度逢瀬バス停)

岩手の風景(96)

 花粉舞う中、寒暖の差が大きい日々が続いています。昨日は終日冷たい風が吹き続けていましたが、朝の始まりは天気雨ならぬ「天気雪」でした。天気雨は「キツネの嫁入り」と言われますが、天気雪にも似たような表現はあるのでしょうか?。タヌキの婿入り?  県道1号線の冬景色からの流れで、西和賀町の風景を続けます。とはいえ本日ご覧いただくのは風景ではなくバス停でございます。  県道1号線湯本バイパスと湯本温泉を抜ける旧道が合流する湯本大橋脇の交差点から南(湯田方面)へ向かうと「二度逢瀬」というバス停が現われます。  「二度逢瀬」・・・そのまま「にどおうせ」と読みます。「逢瀬」を国語辞典で調べると「恋愛関係にある男女が人目を忍んで会う機会・会う時」とありますので、二度逢瀬とは「逢瀬を重ねる」ことになるのでしょう。  なぜそのような言葉がバス停になったのでしょう?昨年、岩手県の変わった地名・バス停の特番が放送されました。それによると、昔、鉱夫が湯本温泉に泊まった際、温泉の遊女といい仲になり、人目を忍んで待ち合わせをしたことに由来するそうです。 (ロマンチック?な二度逢瀬バス停 -西和賀町湯本 H20.12.21-)  同じ番組ではアイヌ語説も説明していました。こちらは「ゆるやかな傾斜地・湿地を意味する『ニフト』と川の瀬を意味する『セ』が転じて二度逢瀬となった」というものです。  逢瀬の類義語に逢引(あいびき)もありますが、「二度逢引」だったら随分イメージが違う感じがします。バス停に採用されたでしょうか?  1年前のメニュー・・・お休みでした  2年前のメニュー・・・「211)栃木三十一景 壬生町(戊辰役戦死之墓)」 にほんブログ村  

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