円安&株高 ちょっと早いんでないの?
為替が120円~121円へ日経225は15,300円まで上昇。年初はどうだったかな?記憶をたどると、円は105円あたり、日経平均は11,000円付近だったと思います。確かに去年の年末、あるエコノミストが2004年年末の状況では、120円&15,000円の話をされていました。オセアニア系通貨も上昇すると言ってました。1年遅れでその状況になりました。年初から出来高が多く、その中心がネット証券の顧客でした。でも株価上昇を支えたのは、外国人投資家が中心でした。だから実は為替の120円台突入はもっと早くても良かったかもしれませんが、夏の原油高による資金流入で円が買われたため、今頃になりました。さて、これからどうなるでしょうか?殆どの方の予想です。為替については、来年4月位まで円安基調が続くでしょう。量的緩和政策を解除したタイミングが円高への転機になるはずです。日経225については、この上昇は当面続くでしょう。16,000円が次の突破ラインですが、約10年程前に話題になった生保の「逆さや」ラインがこのあたりです。これを突破できると20,000円まで上昇します。あと、ここから先は時間との戦いです。(これも予想です)日本は少子高齢化に伴い人口減少が始まります。2007年問題が最大のヤマバになるのですが、日本の技術力、生産力を外で逃がすことなく次世代へ残せるならば、2007年以降も(1年以内の短期的には下落局面もありえるが)上昇局面が続くでしょう。2010年頃には30,000円復活というもの夢ではありません。(夢の40,000円かも知れません)リスクを取りたくない人は、やはり「外貨系」特にオーストラリアかアメリカになると思います。ユーロも保有すべきかもしれません。なぜリスク取りたくないのに外貨なのか?2007年問題がクリアできない状況を考えてみると、外国人(日本人もそうですが)が日本から撤収を始めます。円が売られるという状況です。ハイパー円安なんてものも考えられます。200円なんて日も予想できます。円が200円になるか?日経225が30,000になるか?2010年頃はそのどちらかになっていると思います。(というかならざる得ないと言ったほうが正しいかもしれません)