2009年の経済展望
もう新年も11日が経過しましたが、あけましておめでとうございますさて、毎年セミナー等で行っている年初の投資展望ですが・・・。今年もやっちゃいます!2月にNET-SG神奈川で開催を予定しています。キーワードは、「モノ」去年の金融危機は、「策士、策におぼれる」という感じのものだったかもしれません。それが実体経済にまで影響を及ぼしたという風に私は見ています。経済バブルが弾けたので、当然その反動が今年1年くるでしょう。日本のバブル後”失った10年”なんて言葉があるぐらいですから、10年位続くかもしれません。ただ、そんな中ですべての産業がNG・・・・ではないと見ています。去年も、私のお客さんの中で「トントン」だった人がいます。つまりプラスの銘柄が存在しているのです。プラスの銘柄を集めてみるとどうも"モノ"が浮かんできます。好不況の影響をあまり受けないモノといえば、食品、医薬品、衣料、・・・。この3つは、不況であったらあったなりの、好況だったらそれなりの利益獲得方法があるので、この時期強みかもしれません。エネルギーはどうか?為替や消費の影響等、一見もろいように見えますが、結局それがなくては生活が成り立たない部分があるので、安定的に強いといえそうです。逆にモノでも悲観的なのは、自動車。自動車離れが深刻で、単に「不況だから買わない」という理由だけではなく、「必要な時に借りればいい」というライフスタイルの変化が大きな影響を受けそうです。ハイブリットカーや電気自動車が投入されても、回復には時間がかかるかもしれません。建築系や機械系は、公共事業が海外系の減少で、マイナスと予想したいところですが、実はちょっと読めていません。経済としての消費は、今年の3月~6月に底を打つ見方が強いです。悪材料が出つくのが6月ではないかと思っています。そういう意味では、投資の観点からは、仕込み時は、今かもしれません・・・・。アメリカ経済は、毒薬を飲んじゃったので、かなり危険な状態といえるかもしれません。今年一年は一極主義の終焉が見られるかもしれません。