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カテゴリ:時事ネタ&流行モノ
1995年1月17日 午前5時46分
失業してから、1ヶ月半経過したこの日、私はいつもとちょっとだけ違う 朝を迎えた。 いつもは朝のテレビを見てから、就職活動に出かけるところを、この日に限って テレビを見なかった。 そして、いつものように最寄の駅に行った。 「東海道新幹線が一部運休中」の張り紙がはってあった。 0系が故障でもしたか・・・と思いつつ、面接に向った。 そして、面接現場で、担当官から「関西が地震で大変なことになっている」と 聞かされた。もう正午になろうとしていた。 帰宅してから、テレビをつけ、実家(大阪)に電話を掛けた。 「大阪も今まで経験した事もないぐらい凄く揺れた。」 テレビは長田区の火災が沈静化していない事を伝えていた。 芦屋付近の阪神高速が横倒しになっている事を伝えていた。 阪急三宮駅が崩壊している事を伝えていた。 これをもし、朝に見ていたら、立ち直れなかったかもしれない。 それほど大きな出来事だった。 あれから17年が経過したけれど、まだいえない傷がある。 東日本大震災とは別の痛みが、そこにある。
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2014.06.01 17:21:06
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