ＦＰ＆ＩＴ事務所　DONAKUMACOMMIT 楽天出張所

新宿ゴールデン街にあるソワレバーでたかはしるみこさんとの2人芝居「旅館にて」に多数の方にご来場いただきましたありがとうございました。

客席が観劇用に作られていないので、観覧者には大変窮屈な思いをさせてしまいました。（客席よりも舞台の方が広い！）

30分にも満たない芝居ではありましたが、企画・演出・脚本の金枝久美子さんはとことんクオリティを高める事、観覧者に喜んで貰う事に情熱と執念をもって挑まれていましたので、稽古場では罵声を浴びせられる毎日。元々メンタルが弱い私にとって苦痛の日々でした。とわいえ、苦痛を感じながらも情熱をもって挑むならば、微力でも情熱で返すのが私の流儀。どこまで答えられるかは解らないけれど、それなりの覚悟をもって挑みました。共演者のたかはしるみこさんは、殆ど出ずっぱりの上、役作りのためのダイエットのため、飲食を控えるという事までやりました。

ストーリについては、お話できませんが、観覧者の意見として「松山さん怖かったです！」があり、役としてちゃんと成立していたようでした。一番の懸念事項だったけれど、そこがクリアできたのは良かったです。細かいリテールは稽古のように行かなかった部分もあったけれど、観覧者からは、評判が良かったようです。実際に投げ銭を頂けた事は、”期待料”も含まれていたとはいえ、それなりの評価を得られたと思いました。

芝居終了後、実はサプライズをしようと思ったけれど、そこは少しずっこけてしまいました。
私とたかはしるみこさんは2人とも7月下旬生まれで、一緒にパーティをしたいという話を以前した事があったが、今日2人ともいるじゃん！しかも2人のそれぞれの知合いもいるじゃん、だったらここでやろうよ！と私が勝手に考え、児島久美さんにお願いして、ハッピバースデーケーキを買ってきてもらい、ささやかなパーティも開催しました。

苦しいことも楽しい事も含めて、この芝居に携われてよかったです。この経験が、未来の芝居に生かせたら、それは大きな成功と言えると思っています。

さて、実は次の芝居が決まっています。
・7月11～13日「ショートカット」、「ＱＵＢＥ」の2本（江古田・ONE'S STUDIO、兎亭）
・9月14～16日「それなら生きるかそれとも死ぬか」（北池袋･新生館シアタ）
こちらの方もお時間が許せばぜひともご来場下さい。

本日はご来場、誠にありがとうございました。