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2018.11.25
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カテゴリ:スポーツ観戦

20冠&初アシア制覇を記念して、鹿島ネタをひとつ!


多分、私との付き合いがかなり長い人や深い人でも、こんな思いで鹿島サポをやっているなんて、ごくわずかだと思う。(そもそもそんな友達が多いわけでもないけれど)

ただのサッカーが好きで、アルシンドのファンだったから、という単純な理由だけではない。いや、入り口はそうだった事は否定しない。ジーコがいて、アルシンドがいて、野球と比べておしゃれで、エキサイティングで、世の中はバブル景気で、そんな事で鹿島に流れたのは事実。

でも、鹿島が優勝を重ね、いろんな視点で鹿島を分析していくと、欧州や南米のサッカー文化が日常生活の一部である事が理解できるようになった。

私のビジネスシーンにおいて、鹿島はひとつのバイブルになっている。これは、ビジョナリーカンパニーというキーワードでも鹿島が紹介されている事でもわかると思う。
鹿島には私の理念がある。鹿島を見れば私の理念がわかるといっていいだろう。

ジャイアントキリングというサッカー漫画がある。監督に焦点を当てた物語だが、単にプレイだけでなく、選手の心情、クラブ運営、サポータの意気込み、などなどあらゆるフットボーラーの場面が出てくる。サッカーってそんな奥行きが深いスポーツだと思う。

前置きはこれぐらいにして、
日本の3大タイトル(プラスACL)で二桁のタイトルを持っているのは実は鹿島だけで、次はG大阪の9冠、ヴェルディと浦和の7冠と続く、実はプロ化前のJSL時代を含めても鹿島がトップで、その次は横浜19冠、ヴェルディの18冠、浦和の17冠と続く。

でも最初から常勝だったわけでなく、むしろプロ化は10クラブの中の10番目だった。茨城県の鹿行地方は、陸の孤島とまで言われた鉄鋼の街だった。街の活性化に鹿島町と茨城県がプロサッカーチームの誘致を検討した。鹿島の前身、住友金属はJSLの2部のクラブ。オリジナル10に加入するにはいくつもの高いハードルがあった。でも、日本初の屋根付サッカー専用スタジアムを作ることを条件に加入が認められた。プロ化に向けてサッカーのか神様ジーコを招致!これが、常勝軍団の土台を作ることになる。

弱者の戦略というのが今回のテーマ
実はオリ10に加入するのはほぼ不可能と言われたが、Jリーグ協会との交渉で、加入の突破口をどうにか引き出す交渉を行って見事成功した。そしてその1点に集中して参入にいたるのだが、その突破口がスタジアム建設だった。「99.9999%参入は不可能」「では残り0.0001%の可能性は何ですか?」「全席屋根付のサッカー専用スタジアムを作るとなれば話は別だけど」この話はあまりにも有名で、その後のスタジアムつくりでも建築業界で話題になるぐらいの異例の速さと工法を採用した。
93年のファーストステージ優勝は、弱者でも勝てる方法があることを世間にしらしめた。

という話は有名すぎるのでこのくらいにして、

鹿島というクラブの母体は住友金属という鉄鋼会社。バブルがはじけて不況の波をもろにかぶった業界のひとつである。鹿島の初優勝した1996年は、各クラブが経営に苦しむ中、大胆な増資を行った。レオナルド、ジョルジーニョという94年アメリカワールドカップ優勝メンバーを獲得に成功。96年から2002年まで(99年を除いて)、毎年タイトルを取るぐらいに強豪クラブに成長した。実は、この増資は、失敗するとクラブが消滅するぐらいの賭けに出ていた。潮目を見極める力があったからこそ、今のクラブの形がある。

そして、選手獲得にも、ひとつの理念を持っている。実はこれもサッカー界では有名な話だけど。
獲得する選手には、サッカースキルだけでなく、人間性もチェックしているとの事。それだけでなく、獲得する上で厳しいことも伝えているとの事。背番号30の安部選手は、瀬戸内高校を卒業したら大学に進学を考えていたらしく、学校もその方針だったようだ。ただ顧問の先生が「でも鹿島からのオファーがあれば、検討してもいいと思う」といったそうだ。瀬戸内高校から鹿島に来た選手は安部選手が初めて。なのにこの発言は何を意味するのか。鹿島というクラブが、獲得した選手をどのように扱ってるかを間接的に知っていたからではないかと思う。鹿島は退団した選手のその後をフォローをしっかりしている。例えば退団して何も関係ない元選手が身の振り方をわざわざクラブハウスにまで出向いて相談する事があるらしい。それはまるでジャイアントキリングに出てくるスカウトの笠野さんみたいな振る舞いである。(ジャイキリの作者であるツジモト氏は鹿島サポではないかと疑いたくなるぐらい鹿島ネタがよく出てくる。もっとも永田有里嬢は、湘南の美人広報がモデル、隅田川スタジアムは日立柏スタジアムがモデルだけれど)選手獲得にも他のクラブとは違う理念を持っている。だからそれを託す学校の顧問なども安心して薦めるのかもしれない。これも鹿島の強みのひとつである。

まあ、勝てば官軍的な意味もあるけれど。なにせ失敗もたくさんしているクラブだから。

多くの成功にはそれ以上に多くの失敗からあったから

もっと言いたい事、書きたい事があるけれど、これぐらいにしておきたいと思う。
さぁ、21冠へ、そしてその先へ、一緒になって進みたいと思う。






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Last updated  2018.11.25 12:25:40
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