【ブログ】FP3級試験(2014年9月)学科と実技
今回の試験、新しいひねり方をしてきた問題がいくつか出てきて新鮮な感じがした。ただ、受験された方は2~3問ぐらい面食らった感があったかもしれない。そんな訳で、学科と実技(提案業務)の解説と評価をします。評価は、★=確実に捕らえる問題。▽=難易度が高い問題、▲=新パターンの問題、-=評価なしにしています。<学科>問題番号:評価:回答:一言解説1.★:1:キーワードは、個別具体的は税理士に委ねる。2.★:2:3割でなく1割3.-:2:第3号と第2号はセット4.-:1:特別支給は男性35年以前5.★:2:元金の減りが早い=利息負担が軽い6.★:1:クーリングオフの条件7.▲:1:チルメル方式を知ってれば簡単 (チルメル方式=最初に付加保険料に振分ける事)8.ー:2:180日9.★:1:遠足は家に帰るまでが遠足。10.★:1:地震保険単独加入は不可。11.▽:2:増加=緩和。吸収=引締め。12.-:1:REIT,ETFは取引・税制は株式と同じと考える。13.-:1:修正平均である日経平均とセットで覚える。14.-:2:ユーロ、NZドル、トルコリラなど多彩。15.▽:1:コール=買い、プット=売り16.★:1:不動産評価でも学んでいる。17.-:1:なので赤字でも通算できない。18.-:2:事業的規模でも不動産所得19.★:2:5万円まで全額が控除対象。20.▲:2:給与所得者で年末調整済みの場合が収入2000万円以下が申告不要。21.★:1:権利部の甲区(所有権)乙区(所有権以外)も忘れずに22.-:2:公正証書は事業用定期借地権のみ23.★:2:都市計画を進めるための税金なので、市街化区域が対象。24.★:2:容積率が延べ面積。建ぺい率は建築面積。25.-:1:贈与や増改築の時は課される。26.-:2:相続人全員の合意があれば、自由に分割可能。27.★:1:検認は不要も覚えておく。28.-:1:兄弟姉妹は傍系だから。代襲も1代のみ。29.★:1:久々の出題。贈与とついているが税制上は相続扱い。30.★:2:居住用、事業用、貸付事業の違いを抑えておく。31.★:2:キーワードは”受取る””20年にわたって”で年金現価係数を採用32.-:3:喪失”後”20日以内33.-:2:労災の休業補償は60%34.-:3:2014年7月より10万円に減額された事に注意。35.-:2:融資額上限が350万円(留学は450万円)に増額された。36.▲:1:知った日から”1年”が多いが、解除権は1ヶ月。37.-:2:最低保証は死亡保険金である事はおさえておく。38.★:3:3ヶ月は免責。39.-:3:くつずれ、むちうちと地震は対象外。40.▲:3:製造=生産物、預り物=受託者、工事現場=請負と覚える。41.★:1:付加価値の総額がキーワード。42.★:2:(1+0.01)の2乗掛ける100万円。複利の計算式は必須で覚える。43.-:2:インカム2%、キャピタル(100-101)÷4=▲0.25%をとっかかりに44.★:1:PER=純利益、PBR=純資産45.★:3:決済用預金=決済サービス、無利息、要求払いの3条件=全額保証46.★:1:契約者=受取人は一時所得(所得税)47.★:3:0-15=0円、16-18=38万円、19-22=63万円を抑えておく。48.-:2:繰上返済で初回から10年未満になると適用されない。49.★:1:配当控除=総合課税、株式等の譲渡損との相殺=申告分離課税50.-:2:青色申告控除額は原則10万円、要件を満たすと65万円51.-:3:開発行為=土地の区画形質の変更。52.★:2:4m未満の道路は、原則中心線から2mの部分をみなし道路境界線としている。53.-:3:区分所有法の多数決の考え方は特殊と抑えておく。54:★:3:所有期間の計算は、譲渡した年の1月1日を基準とする。55.▽:2:通常の利回りの考え方、利益÷投資額×100(%)。単純利回りが分子を収入にする。56.★:1:既に死亡した子の相続分をそのまま代襲。57.★:1:3ヶ月(放棄等)4ヶ月(準確定申告)10ヶ月(相続税)の3つを抑える。58.-:1:基礎控除が1000万円(平成27年より600万円)。59.-:1:3年以内の生前贈与加算。相続時に財産がない事を想定して、評価額は贈与時としている。60.-:1:2500万円と20%を抑える。<実技(資産設計提案業務)>1.★:3:社労士は行政への書類提出等が専任業務。募集人は募集・勧誘行為が専任業務。2.★:1:2乗していない。この3つの計算式は必須で覚える。3.▽:3:TOPIXは東証1部上場全銘柄の時価総額。出来高=売り約定数=買い約定数。4.★:1:PBRは分子に株価、分母に純資産。配当利回りは分母に株価、分子に配当金額5.▲:2:決済用預金は全額+他の預金(外貨を除く)1000万円まで。6.-:2:容積率を使用。但し指定容積率>幅員制限容積率なので前面道路幅員制限容積率で計算。7.-:2:障害特約は不慮の事故のみ対象。特定疾病は死亡時は死因を問わず対象。8.-:2:診断給付金は入院の有無を問わない。他は日額×日数(倍率)で計算。9.★:1:入院給付金は非課税。契約者=受取人は所得税。10.★:3:破傷風はケガ扱い。地震は原則として免責。11.-:2:他の所得20万円以下であれば申告不要。住宅ローン控除の1年目、収入2000万円超は申告要。12.-:1:確定拠出年金は小規模企業共済掛金控除である事に注意。13.▽:3:課税総所得が930-230(万円)。14.▲:2:姪は代襲。相続人は弟と二人で立場が同じなので1/215.★:1:資産をそのまま合計し負債を減算したものが純資産。16.★:1:火災保険金額の30~50%、建物5000万円、家財1000万円を抑えておく。17.★:3:「取り崩す」「毎年の受取額」のキーワードから資本回収係数を採用。18.★:2:(退職金ー退職所得控除)×1/2=退職所得。1/2を忘れずに。19.▲:1:第2号で無くなる=第3号でなくなる。厚生年金の被保険者でなかったので、第2号になる。20.-:1:求めるのは、払戻額である事に注意。