|
テーマ:中学校って・・・(602)
カテゴリ:中学校
さきほどの日記のタカタンのコメントを受けて…
なんだか、今年の入試はいろいろ大変だったのだなあと思う。 前任校はもともと、たいして成績のいい学校ではなかった。 すぐ隣にレベル的には高いとはいえないA高校があったからか、子ども達はあまり勉強に熱心でなかった。 部活をやっていれば推薦をもらえるとか、親たちも「隣の高校くらいには入れるでしょ」くらいの考えを持った人が多く、常に地区の学力の底辺をさまよっていた。 しかも、その地区、全県でも下位のほうに位置する地区だったので、その中でも下の方だから、よっぽど低かった~というイメージがある。 私がもったある学年でも全県で下に数校しかいないということを経験したことがあるくらい。 ところが今年、前にも日記に書いたけど、意外にも成績が良かった。 だから、隣の高校を捨てて(!?)、他の高校へとでていく生徒が多くなった。 ちなみに、以前は前任校と下位を争っていた同じ町内にあるB中学校も今年は成績が良いらしい。 ここ10年で、A高校がこんなに定員割れしたのを見たことがない。 A高校には前任校とその町内の他の2つの中学校から入学する子がほとんどだ。 前任校からは40人ほど(1クラス分くらい)の生徒が入学する時もあった。 地区のとても端に立っている高校なので、通学も不便だし、それこそ、外の地区からその高校に入ってこようとする生徒は少ない。 前任校から大量に入らなければ、その高校は大きく定員を割ることになる。 前任校のある地区には、分校をあわせて高校が6校あるが、6校のうち3校が定員を割っている。 その3校、合計して定員まであと100人超。 きっと、この地区に入るはずの100人ほどが、隣のタカタンさんの地区の高校を受験したに違いない。 タカタンさんの地区が100人近くの不合格を出したというのはこういうことなのだった。 でも、その地区からこの定員割れの3校へ通学できる生徒はほとんどいないに等しい…。 100人あいたまま、入試が終わる可能性だってある。 前任校の成績が良かったばっかりに、隣の地区の中学校へ多大な迷惑をかけているんだったりして…。 「前任校の成績が良ければ、隣の地区の学校の不合格者が増える」なんて、「風がふけば桶屋がもうかる」状態だ。 しかも、A高校はこのまま定員を割ると、来年度、定員削減だってあるかもしれない。 そうすると、前任校の来年度の3年生に影響が及んでくることだってあるかもしれない。 ……なんて、いろいろ考えた合格発表の夜でした。 ああ、こんな時間。 成績つけている続きやんなきゃ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|