ドンちゃん’s　room

入学して４日。
しかも、昨年度小学校で見ていた子たちを持っているのですが…。

小学校勤務時代は、授業中叱るようなことがあっても、学級担任と共に２人での授業だったので、気づいたことがあったとしても、同じように学級担任が気づいているので、叱り役は学級担任だった。
だから、昨年１年間はほとんど子ども達に強くいうことなく終わったという、教員生活１２年目にして最も穏やかな１年でした。まあ、子ども達に大きな問題がなかったというのもその要因の１つでしたが。

でも、気になっていたことはあったんだなあ。

１つは、指示されたあとの取りかかりが遅い。
小学生ということをさしおいても、反応がのろすぎた。特に６年生。
その６年生が現在の中１なわけで、私の担任の生徒となったのですが…。

理科の時間。
理科室にて座る順番等が分からないので、うろうろしていたり、２人がけの席に３人座っていたり…。
で、
「テーブルには２人ずつ座ります。教室と同じ並びで、前から２人、２人、１人という風に座っていって」
と指示した。
ちょっと待つ。聞いてすぐ動いている子の方が多いが…
前任校のあるグループだけは、指示すら上の空で聞いていなかったのか、本当にボーッと座ったまま。その後ろの子が困っている。

「話聞いてんの！？さっさと動きなさい！」
と一喝。ハッと脳の回路がつながったような顔になり、動きました。
指示が分からなくて動けない子も中にはいるけど、そうじゃない。回り見て動いていて、自分では考えてないから動けない。


あと…人が話をしているときに、手元の何かをさわっている…。
帰りの会でこれも一喝。
小学校と比べて学級の人数が３倍になった人たちもいる。
こんなにいると、先生は見えていないと思うのか…。
見えるっつーの。

３日くらいは、小学校勤務の私が抜けなかったけど、徐々に本領発揮です…。
初めが肝心、ダメなものはダメ、そろそろ締めるところは締めにかかります。