一年生による初舞台
鼓組の一年生による公演「新春祭」が来週に迫った。昨年20人という大人数の新入生を迎えて、現在二年生を含めて31名。年々演奏の機会は多くなってはいるが、実力で勝る上級生に阻まれて、舞台に立てる一年生は数えるほどだ。「一回の本番は百回の稽古に勝る」と言われるほど、舞台は人を成長させる。追い込まれる緊張感の中での稽古と本番、そして照明や観客の拍手・声援を浴びることで技術も心も向上する。「一年生だけで演奏会しちゃえば?」軽い気持ちでスタートした企画が、まるで今年の早い春に合わせたように、すくすくと実をつけ始めている。すでに全通し(プログラム全てを通して演奏する)を済ませ、部分部分を通す作業と平行して各曲の完成度を上げる稽古に入っている。昨年来、部の人数の増加によって、きちんとした練習計画や活動のシステムの立案が必要不可欠になると同時に、それを得意とする二年生たちの活躍によって、部の運営は加速度的に成長を遂げている。また、昨夏には三年生を中心としての全国大会への参加で、一つの曲の完成度を上げる作業と学校外を大人数で移動する経験を積んだことも大きな財産になっている。そんな恵まれた環境の中で育った一年生である。技術的には「満開」とは言えないところも多々見受けられるが、チームとしての「華」や「うねり」はワタシの太鼓判つきである。彼ら彼女らの春一番、お見逃し無く。