2010/06/29(火)22:03
参
今回の夜祭で、まずお客様の目に入ったのは「ポスター」だろうか?
あるいは、成田太鼓祭りやその他のイベントで配られた夜祭の案内チラシだろう。
案内のチラシはチケットの入手方法を記したのみで、
「どんな演奏会なのか?」を伝えるようなイメージは無い。
ポスターは2パターンあったようだが、
白地に黒文字、シンプルに「打」を強調、もう一つは
黒字に白抜きで、同じデザイン。
これはチケットやパンフレットにも反映され、良い一体感を出していた。
印刷代も安上がりで、デザインに頭を悩ませる事もない。
「モノクロ」
が、テーマの「打」のシンプルさを表現するための一つの方法であれば、
これは、いい表現であると思う。
例えばもう一歩推し進めて、照明や衣装にも
モノクロを基調にした演目があってもさらに統一感が出たろう。
(実際、鼓組囃子や屋台囃子、三宅はバックが黒幕、あとは白のみの照明で
演奏された。狙っていたかは不明だが(´・ω・`))
ただし、チラシやポスターにおいてのこのシンプルさは
鼓組を知らない人にとって、この演奏会に行こうと思わせるパワーは少ないだろう。
「ん?こぐみやさい?・・打?・・何の演奏会かな?打楽器みたいだけど・・」
「チケット案内のチラシもらったけど、鼓組ってどんなグループかな?」
チラシ・ポスターの効果はそのまま集客にもつながる。
お客様が最初に目にするチラシから、チケットやパンフ、当日の会場のロビーデザイン、
受付スタッフの服装、応対のスタイル、プログラミング、衣装、照明、演出・・
全てが一つのテーマに沿って考えられるように、
早い時期からミーティングを重ねていく。
つづく~