2013/07/13(土)10:08
果てしなく大きく、限りなく小さく・・・
元天文部長は、
元元生物部長だった。
顕微鏡で、もっぱら
「ミジンコ」やら「ゾウリムシ」を覗いていた。 (p_-)
都会には、池なぞというものは今でこそ少なくなったが、
昔、元元生物部長の少年時代には
原っぱや、大きなお屋敷の庭に、適度な水溜りや池があった。
少年は、学校の帰り道でビンにその水を採取して持ち帰り、
翌日学校に持って行き、放課後に理科室で
ビンの水をプレパレートに一滴落とし、嬉々として覗いておった。
そこには、こんなに狭い限られた中に
それはそれは雄大な、果てしないと思われるほどの世界が広がっていた。
ミジンコがピチャピチャ泳ぎ回り、
ゾウリムシはその繊毛を動かして移動を繰り返し、
アメーバーはその姿を自由に変化させ・・・
一滴の水の中の、ミクロの世界の中の、 「広大さ」に、息を呑んでいた。
少年は、図鑑を見ることも大好きで、
実物を見たことがなくても、
昆虫や草花を写真で見て、名前や特徴を記憶の中に書き込んでいた。
遠い追憶の彼方から、蘇る!
「あ~~~~!これだ! ナナフシだ!」
今まで実際には一度も見たことはなかった。
今朝、窓を開けた時に、ベランダの木瓜の葉っぱに見つけた。
思わず、ショボ降る雨の中、傘も持たずにベランダへ。
んでもって、走り寄って・・「パシャッ!!」。
恋人に巡り合ったような、胸の高鳴り。。。 (-_-;)心臓病じゃ~ナイ!!
こんな虫を見たことありますか?
節が7つくらいあるから「ナナフシ」だとか。
まるで葉っぱ! 擬態でしょうかね。
顕微鏡にしても、
望遠鏡にしても、
(p_-) 覗くのが、好きなんでしょうか・・
カッシーニは、昨日から1日で、
100,000キロメートルも土星から離れて飛んでます。。