2013/04/07(日)16:57
男なら、心のままに生きたい。
「絶海にあらず」 上・下 北方謙三
を読み終えた。
10世紀。 「承平・天慶の乱」。
偏差値75を下回らないためには、日本史のお勉強も・・!
瀬戸内海を往来する船の数を制限して、
都への流通を管理しながら、中国大陸・朝鮮半島からの物資で利益をあげていた朝廷側。
藤原北家でありながら、自由に生きたい藤原純友。
太政大臣の藤原忠平は、
中央に全ての権限を集中させることが、経済も安定させることになる。と考えていた。
純友は、伊予(今の愛媛県)のお偉いさんになって赴任したが、
海に関わる全ての水師達が、自由に海を往来することが出来ない現状に憤りを感じ、
任期後も都へ帰らず、朝廷=忠平に対抗したわけだ。
「海は誰のものでもない。海はただ海なのだ。」
海は、自由なところで、だれも管理してはいけない!
人間の心も、他人に管理されるべきものではない。
純友は官位も権威も求めなかった。 (^_^)v 男!!!
海賊の親分みたいになって朝廷と戦ったが、
これも私利私欲ではなく、中国四国九州の水師達を守るための所業。
最終的には、交易の要になっていた大宰府を襲撃して反乱を起こし、
北方さんは「成功」で終わらせている。
事実は、知らない。 まだ、生まれていなかったし・・
まァ、あまり、本の内容を書いたところで
ダレも興味を持たないだろう・・・
では、ナニゆえここに取り上げたのか?
それは、昨日のブログの「結」になるかと・・・( ..)φメモメモ
太政大臣と言えば、いまで言う「総理大臣」。
藤原忠平は、私利私欲のために中央集権を狙ったわけでは無い。
初めは反対や妨害があっても、権力を集中することで、いずれ世の中がまとまる。と
考えていたに違いない。
中央官僚による共産主義に近い政治ではないかと思う。
逆に、藤原純友が目指したのは自由主義。
いずれにしても、自分の欲ではなく、国を見ていた。
その後、時代は摂関政治が進み、春は曙~~、ってな文学も生まれ、
武士が活躍し始めて・・・・ 以下略。
で、今日の本題。
私利私欲の集団による、デタラメ政治。
ここが、違う!! 今の日本の政治の在り方。
本来、官僚が作り上げる政治の骨格を、為政者達がチェックして
正しいものを選択して、実行する。 これが政治。
政治家は官僚を監視して、行き過ぎはないか?と。
官僚は政治家が正しく政治が出来るべく、法案などを過不足なく考え出す。と。
今の日本は、これらのことが全く機能していない。
どこぞの国の将軍様じゃあるまいし、
ふんぞりかえって税金バラ撒きで、
「このくらいニンジンぶら下げときゃ、なんとかなるだろ!?」
国も国民も、見てない。
「国民の目線で・・・云々」と、ほざく。
そこからして、上からものを見ている証拠!
スーパーマーケットの視察。。 (ーー゛) フン!!
ただのパフォーマンスに騙されるほど、国民はアホじゃない!!
相も変らぬ、官僚の天下り!
裏打ちのない思いつきだけで、コロコロ変わる朝令暮改。
頭の悪い烏合の衆が集まると、タチが悪い。
地方分権しか、対抗措置はないのだろうか・・ (-_-メ) 一揆じゃ~~!
官僚の中には、偏差値80以上のお方もいるはず。
結局、数字はど~~でもいい。アホはアホ!!
でも、中性脂肪は、下げなきゃ・・・
血圧も上がりそう・・・・