カテゴリ:いのち
たった10日足らずの命がまた散った・・・
あーでなければ こーでなければ・・そんなことを言ったところで詮無いのである ・・が言いたい 山ほど言いたい!!!! こんな小さい命を捨てた奴 初乳すら与えられたかどうか・・ 元気に飲み 箱を乗り越えようと ヨイショコヨイショコしていた姿は今はない 目が開き始めた頃から運命が狂ってきた(開くのが早すぎることも異常) 15日の夜保護して4日目ぐらいから『ん?』と思うところが現れ始めてきた 猫に泉門があるのか否か知らないが 眉間のあたりに異常な脈打ちが見られてきた もう1匹には見られない だから多分この子の異常が起き始めたのだろうと 覚悟はしていた その頃まで順調に増えていた体重が 飲んでも飲んでも増加が少なくなってきていた 尻尾の長い方はしっかり飲んだ分が身についている 体重差がドンドン開いていく なぜかこんな小さいのに立ち上がろうと必死になる 這いずるより歩こうとする様子が異常だった 後ろ左足には麻痺がある様で思うように動かせない おなかいっぱいになると ころんっと太りすぎのトドのように横向きにひっくり返ってしまう ひっくり返らないように支えを置いたところに横向けに置く 昨日あたりから食が細くなり獣医師と相談しながら回数を多く与え いよいよの時はチュ-ブを使う算段も整えておいて貰ったが・・・ 保護主孝行のこの子は2時間おきに充分ではないまでも 律儀に飲み続けてくれていた うん○もいい状態のが沢山出てきて これを見ると なんとなくホッとするひと時だった 午後から冷えてき始めたので 弱った体には人工的な『暖』よりは自然のぬくもりが良かろうと 私の掌に載せ懐に入れ にゃんこチームの協力を得 お膝猫をして貰っていた なんとなく元気になってミルクを1.5cc飲んだ一時間後に 鳴いたのでブドウ糖を投与 ゴクゴク美味しそうに飲んで間もなく 手の中の小さな命は幕を閉じた 私の手には鍵尻尾猫の臭いが石鹸で洗っても取れないほどしっかり染み付いている 耳は『歳のせい?』と笑いはするが 鳴き声が聞こえて元気に頑張っている長尻尾猫を振り返ってしまう 所謂幻聴がしているらしい この子たちを拾ってから1週間 睡眠時間は一番長い日でも4時間足らずだった 毎日2~3時間の睡眠時間で張り付いて 通常の生活は何一つ変わらず継続されていた 普段は邪魔になるほどの 強靭な体力と精神力にひたすら感謝しながら事に当たることが出来た 『生きること』に懸命だった小さき命の鍵尻尾 鍵尻尾は幸運を運ぶと誰かが言っていた・・・ 同じ鍵尻尾のナイヤンが片時も離れず世話を焼いていた 捨てた人の心は痛まないのだろうか・・ 夜分に放置すれば生きてはいかれないと想像できないのだろうか・・・ それとも発見される前にうまくいけば死んでしまうと思ったのだろうか・・ 中を覗いて驚いて撒いてしまったかもしれないが・・路上に撒かれてしまった猫をそのままにしていけば 息絶える前に轢かれて死んでしまうと想像できなかったのだろうか・・・ 想像力の足りない人間たちの犠牲・・・ 亡くなった時雨が降り始めた・・・ 今日もまた 何処かで命を葬り去ろうと画策している奴がいるのだろう この仔猫を保護した翌日 入っていた袋が捨てられず 目も開かない仔猫を捨てた方へ 動物を遺棄することは動物愛護法に違反する 犯罪です **警察署及び 各行政機関へ届出いたしました というメッセージを貼り付けて置かれていた場所に掲示してきた 夕方行ってみると 貼り付けられたメッセージを剥ぎ取ってあり袋だけが置かれていた 遺棄した人が様子を見に来たのだろうか・・・ 小さな活動でしかないが先ず『生ませないこと』『捨てないこと』を関係各機関と協議し始めている 有って無き様な無意味な法律でないことを認識していただく為に・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月24日 20時25分55秒
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