2009/01/28(水)19:46
幸せに 1歩接近?
環境省、犬猫収容施設拡充へ 処分半減目指す
環境省は2009年度から、飼い主のいない犬や猫を収容する施設(全国約400カ所)の新築や改修を後押しする事業を始める。訪問者が犬や猫と触れあえる空間を設けるほか、スペースを広げて現在よりも長く収容できるようにする。引き取り手と出会う機会を増やすための工夫で、やむなく殺処分される犬や猫を17年度末までに半減させたい考え。
野犬や迷い犬・猫などの収容業務は現在、都道府県・政令市などの動物愛護センターと市町村などの保健所が行っている。同省によると、約400ある施設の約4割が1973年の旧動物保護管理法制定前の建築。同法制定前は主に狂犬病の感染防止が収容の目的になっており、施設も引き取り手との出会いを意識した造りになっていなかった。 (07:00)
1月27日の社会ニュース By 日経
【ここまで転載】
環境省が本腰を入れ始めたが・・・
動物を愛する 弱いものに手を差し伸べるという心はここからは育たない
家庭が心や常識を育てる場所でなくなってしまっている気がする
親は何でもかんでも学校に押し付けてはいまいか?
学校は勉強をしながら 協同生活の中から生れる協調性や思いやり 家庭で補う事の出来ない部分を団体生活で身に付けていく場であったように思う
かれこれ10年前になるか・・・
職員室に1本の電話がかかってきた
丁度放課後で掃除当番の子供達が先生と冗談を言い合っていた
『先生 自分の事は自分でしましょうって言ってるのに 何で職員室の掃除は生徒にさせるの?』
先生 これには返す言葉が見付からず 『そうだなぁ・・ 自分でやって手本見せないといけあいなぁ・・・』
『じゃぁ 明日から自分達でやったら?』
返事に詰まった所へタイミングよく電話のコール音
この電話は感度がいいらしく 傍に居る人にも話の内容が丸聞こえになる
ある親からの電話だった
掻い摘んで言うと 『○○(店名)で今家の子が万引きをしたから 身元引き受け人としてすぐに来るようにと連絡があった 万引きぐらいで冗談じゃない 仕事中に子供の受け取りになんて行かれる訳ないでしょ 先生 子供の管理はあなたの責任でしょ すぐ行って来て下さいね!』
普通こんな時 『学校にだけは内緒にして下さい』ってお店の人にお願いしないか?
そこにいた子供達から 思わずこぼれたひとこと・・・
自分の子供に事の善悪を躾けられない親
万引きが犯罪であると認識していない親
子供はどんな風に育てられたのだろうか?
守ってもらえなかった事に気が付くんだろうか?
何が何でも 何を放り出しても駆けつけてくれない親に対してどう思っているのだろうか?
この生徒がその後どんな道を歩んだかは分らない
今 親になる事もできる年齢にはなっている
愛情豊かに 子育てする事が出来るのだろうか?
また別の話・・・
子供の情操教育の為に犬を飼った
思いの他手が掛かり 年中金切り声を立てて犬を叱責し 子供にもとばっちりが・・・
何ヶ月経っただろうか?
『ここに来れば犬引き取ってくれるって聞いてきたんだけど この犬要らないからあげるわ』
事情を聞けば件の理由
何が情操教育なんだか・・・
これじゃ何にも教育にならない
『何故ここに?』と聞けば『あんた 犬 欲しいんでしょ』
きっちり日本語をご指導申し上げて お引き取り願った
勿論2度と犬を飼わないと約束をしていただいて 犬は引き取った
が・・・
折角日本語 言葉の使い方をご指導申し上げた傍から
『冗談じゃないわよ! 2度と飼うかっての こんな厄介もん あ~ 清々した』
日本が歪んできてる
これは特別な例なのかも知れない
心を育てる事は難しい・・
自分の心が鏡のように映る
穏やかな鏡面 波立った鏡面
子供は間違いなく親の心に映るものを受け取り 映し出している