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Gがこの世を去って 元飼い主のおばぁちゃんの元へ駆け上って1年が経った
飼い主死亡・・・ 家族によってセンターに持ち込まれた14歳の老犬だった 我が家では14歳なんてまだまだ若い! 今シャトが 14~5歳になっている 大して年の差がない両者が 大きな開きのある健康状態の中で お馬鹿チンのたにゅの元気さに刺激されて 楽しく暮らすことが出来た たった1年4ヶ月の付き合いだったが 飄々とした風貌や動作に 御近所の方の記憶にも残るようなヤツだった プライドが高いのはマルチーズの特権! と言わんばかりに頑固さを通し続けた 強烈なアトピー症状は 強烈な臭いを発していた 心臓弁膜症の治療がなされていたとは思えないが 万が一継続して投薬されていたらと考え お薬を飲ませる選択をした 年寄りと暮らしていた所為なのか 個体の健康状態なのか 筋力が殆んどなく 立つことすらままならない 自由がきかなければ焦れるのは人も犬も同じ 何がそうさせたかは不明だが 強烈な咬み付き君だった ここまでしなければ我が身を守れなかった環境に置かれて年老いていったのなら実に不憫なヤツである しかしこの全てが我が家にとっては 嬉しい材料となる 『捨て子再生ハウス』の異名を欲しいままにしてきた我が家にうってつけの犬である アトピーケアの為のシャンプーは体調と相談しながらではあったが 少なくとも2週で3回のラインは崩さずに頑張ってくれていた 週2でシャンプーできると 清々しいのか 回復も早い こと シャンプーに限っては 目を細めてなすがまま されるがままを楽しんでくれているようだった 薬浴なので 薬剤が沁み込む時間が必要になる 夏はともかく冬は ガタガタ震えているのが寒いのか 体力的に辛いのか 判別の付かないまま・・・ 風呂場はガンガン暖房をしてはいたが 濡れた身体は体力を消耗する ・・で一計を案じ 深めの盥に湯を張って 濃い目にシャンプー液を作り その中で洗えば 今度はのぼせるらしい 試行錯誤しているうちに冬は終わってしまったし Gの体力向上が目覚しく ちょっとやそっとの事では動じない春が来た 来年の冬は もっといい環境にしてやれるだろうと考えを廻らしていたが その冬が来る前に 11月19日 その生涯を閉じて逝った たった1年4ヶ月 これほど印象深い犬はいなかった 味のある おもしろいヤツだった 昨日娘との会話の中に ひょこっと顔をだしてくれたG なんだか二人の会話がとても盛り上がった そーか・・・ 1年経ったんだ。。。 何がきっかけだったか突然Gの話題で盛り上がり続けてしまったのは きっとGが おばぁちゃんにあえて幸せにしてるよ と報告に現れたのかもしれないね 等と都合のいい解釈をして更に盛り上がる我が家 忘れがたいヤツ・・・ 暮らした年数じゃないんだ・・としみじみ思わせてくれたGであった お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年11月20日 00時11分36秒
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