動物病院にて
クリスマスが終わると 一週間後は もう 新年・・・毎年ツリーを片付けながら同じ思い・・・今年は2にゃんが星になってしまったまだまだこれからもずっと 元気に楽しく暮らしていけると思っていた命が 突然終わりを迎えてしまった12にゃんが10にゃんになると ベッドの上も 部屋も なんとなくガランとした感じなのである一番小さい方から2にゃんがいなくなったのだが その存在の大きさは亡くなってからの方が身に染みるさて 1年以上通院をし続けた ダックス君@バルドの外耳炎マラセチアに居すわられて酷い炎症を起こしていた為 外耳道が全くないほど腫れ上がっていた所から始めた治療今はすっかり腫れも引き 痛みや痒みからも解放されている途中で転院永年治療をお願いしていた獣医師ではないので 転院する事に不安がなかった訳ではないが 飼い主の我儘も手伝って 決断2駅分を自転車で通うという肉体労働さえクリアできれば 最初から行っていたかもしれないが 保護時の様子では毎日通わなければならないのは必至取り敢えず 保護場所からも我が家からも一番近い獣医師の世話になったのであるが 飼い主との相性はイマイチ感が強く 頃合いを見て転院するつもりではいた今迄の治療状態を話し 今後の治療方針を相談し 治療継続で本日まで週一回の通院耳の汚れはまだあるが マラセチアは取り敢えず追い出せたようで 自宅治療継続で 1ヶ月後に診て戴く事になった体質的なものと 垂れ耳からくる通気の悪さなどで 油断は禁物であるが 取り敢えず 通院からは解放された病院の待合室は大して広くないのであるが いつも満員私はちょうどあいた時間帯に着いたので 15分ぐらいの待ち時間で診療して貰えた待合室に出てみると6~7人が待っていた会計待ちの間に 待っている方から声をかけられた一瞬誰だかわからなかったが お名前を言って下さったので 『カノンちゃん!』散歩の時間帯やコースが変わってしまい 会わなくなって10年ほど経つのに 犬の名前が自然に口をついて出たのには自分でもびっくりした細身の中型犬仔犬の時に捨てられていて保護した犬である友人の伝手で ご縁があり 飼い主さんになって下さり それはそれは 四苦八苦しながら犬と共に成長して下さった飼い主さんなのである今 カノンは16歳になり 目も耳も悪くなり ほとんど寝て暮らしている足も覚束なくなり 散歩もできない状態ではあるが まだ食欲があるので 介助し乍ら頑張っている褥瘡になり易いので お薬を頂きに来たとの事今迄はカノンつれて来ていたが 負担になるといけないので 飼い主だけお薬を取りに来るようにして貰ったお話を伺っていて 本当に大切にして貰っているのが手に取るように分かり 有難くて 何度も何度もお礼を言ってしまった仔犬の頃は お転婆さんのカノンに 翻弄され 飼い主さんは散歩するのも一苦労していたが 毎朝 公園に連れて来て ベテランの犬飼さん達にいろいろ聞いてカノンと二人三脚で成長していく姿が とてもステキだった何処へ行くのもカノンと一緒カノンを連れて行かれない場所だと家族の誰かが一緒にお留守番本当に一家でカノンを大切にし 可愛がってくれていたのであるダックス君@バルドの通院はひとまず終わったが 最後にとてもうれしい事になり また改めて カノンに会いたくなった私である