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狸の方丈記

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2007.02.16
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ペン習字の稽古日は毎木曜日です。

家で課題を清書して、先生に添削をしてもらいます。

課題は多くその上、昔ながらのスプーン型の「つけペン」で書きにくい。

八十数歳の会長先生は厳しい。

だから水曜日までは

「練習しなければ・・・」ということばかり頭に浮かびます。

(それでも練習しない。練習が嫌い。うまく書けない。)

金曜日は「ホッ」と休息のひとときを持てます。

 

先週、先生は風邪をひいて咳が出るそうでした。

今週は目が充血して片目つぶれていました。

眼科で、高齢者は目にくると言われたそうです。

 

私の調子が悪い時、無断欠席ばかりしていました。

それでも先生は待っていてくださいます。

そして言葉ではなく、色々な作品で励ましてくださいました。

 

屏風

作品

「ゆっくりお茶を飲んで、おしゃべりをしていってください」という意味の漢詩と、

私の名前の一字をペンで書いてくださいました。

この歳になって、自分の名前をとても好きになりました

 

相田みつを

そのほか「金子みすず」「山頭火」「松尾芭蕉」

 

それなのに

先生が辛い時、私は何も言葉がありません。

私は自分の心が強くなれるように頑張っています。

先生はお体を大切になさってくださいね。

 






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最終更新日  2007.02.16 14:29:35


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