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■本好きにさせるのは、簡単です...が、簡単なだけに危険です。
しかし、「バランスのいい本好き」に育てるのには注意を要します。 相手がゲームではないし、読解力養成にもなるし、手間もかからないし、図書館だとお金もかからないし なんて、呑気なことを考えている場合ではありません。 幼児・児童期に子供を本の虫(文学作品も辞書もコミックも同じ)にさせてしまうと、修正が効かなくなります。 全力で阻止すべきことです。外遊びと読書なら、100%外遊びと答えて、酷い雨が降っていて遊び相手もいない場合にのみ、読書を楽しむ程度が理想的です。 ●幼児・児童期の原形体験が、全ての学力の源になるのに、 その原形体験を吸収することができる時期に、 貧弱な仮想空間のなかで、ほとんど感覚再現もなければ新しい複雑な生の刺激情報もない世界に 毎日のようにいるようでは正常な成長は望めません。 非常に弱く育ってしまいます。 判断力も地に足がついていない状態になり、話も浮いた感じの話し方になります。 感情育成にいいと思っている人がいますが、再生できる感情そのものを育てている時期に再生をさせることは無意味です。もちろん、豊かになどなりません。語彙量が増加することと心(感情も含む)が豊かになることとは全く関係ありません。むしろ、言葉で感情を制限してしまい、丸のままの感情再現や感じることができなくなります。言葉で表せないものは感じられなくなるという非常に貧弱なサイクルが出来ます。 同じ教育でも、時期を間違えると正反対の効果を与えます。気をつけて下さい。 本は、適度な楽しい読み聞かせ以外では、自己確立をする中学〜高校からが適当なのです。何と言っても、他人の思考や考えを目にするのですから、自分自身の判断基準を持っていないと危険なのです。 *HPではもっと詳しい解説があります。<読書 どんぐり倶楽部>で検索してみて下さい。 http://reonreon.posthaven.com/173881787 <転載「考えない習慣が抜けない原因 & 時限爆弾」> http://reonreon.com/reonreon/175749067/index.html ●考えない習慣が抜けないのは何のせいだろう。順番は関係なく列べてみる。 1.漫画(暇さえあればはダメ) 2.ゲーム(カードゲームも速いとダメ) 3.RPG(時間制限しないといけない) 4.宿題(制限しないと厳しい)→教育的生活環境の悪化による有害化を認識しなければ、宿題制限は難しいだろう。 5.習い事 6.算盤 *どんぐり以前の考えない習慣付けは、根深い。 *カルテを見ると原因は明らかだ。姉弟でK式である。考えない習慣がとれない。 ※身近な習い事で害がないものと言えば「書道」「華道」「茶道」で、どれも速さを求めない。 スポーツ系は、自分の工夫を生かせるものが良い。 楽器は、思考力養成の影響と考えると、スポーツと同類である。 ●Ke君の顔がよくなった→明るい顔だと明るい絵になる→明るくて、大きな絵だと見易いので理解しやすくなる。 ●Ko君は思考の忍耐力不足である。力は育っているので、どんぐり問題を続けていれば大丈夫だが、もったいない。 興味次第でどうにでもなる。 丁寧な生活をしていないとココが難しい。 →根をつめてでも自分がしたいと思うことを見つけて思考の忍耐力の楽しみを体験する機会を作るべきである。 勉強というフィールドでは仲々見つからないだろう。 勉強以外で思考力養成、特に思考の忍耐力養成をした方がいい子もいるが、保護者にはコレまた分かってもらえない。 悩ましいところである。 ●「あぶなし」と囁いただけなのに5才児(お兄ちゃんにくっついてきている妹:先生とのオシャベリが好きなんです)が 「「あぶなし」ってどういう意味とぉ」 「危険だってことだよ」 「あぶなしって、危険だってことだって」 と反応している。ん~、「スゴし」である。 なるほど、3才で急速に、脳が発達するのは、やはり、言葉の獲得のためだ。 そして、その前に、リンクさせるべき実体験から得た、感覚・感情を再現できる視覚イメージ、 つまり、原形視覚イメージをどれだけ豊かに保存しているのかが大きな問題となる。 薄っぺらな知識では使えないので(応用に使えないので)表面的な力とは逆に、 マイナスの影響の元凶となる。 高速大量反復による学習は、時限爆弾を仕込まれているようなものである。 「幼児教育」「英才教育」「早期教育」という名の時限爆弾である。 …………………………………………………………………………………………… <おすすめブログ:全てのページを読んで下さい> http://dongurulux.jimdo.com/どんぐるぎゃらりー/ …………………………………………………………………………………………… ※日本ブログ村に参加してみました。 このブログが参考になりましたら、お手数ですが、下記をクリックお願いします。 *************************** *************************** 【どんぐり倶楽部の公式サイト】 ※「頭の健康診断」年長〜小6向け(中学生も可)。 ■中学英語 in 能古島 in 2013.07-08」 ■子供達の作品募集(昔の作品もあったら送って下さい)*MUSEO del DONGURI にて公開予定 …………………………………………………………………………………………… 「感味力と視考力の魅力と威力」 〜これらを知らずに子育てと教育は語れない〜 感味力を失えば人間にはなれない。 視考力を使わなければ最終進化形態には辿り着けない。 12歳の思考の臨界期までに、 人間的な判断力の拠り所となる感味力を損なわずに、 視考力を活用して無理なく無駄なく効果的に、 人生を楽しむための絶対学力となる豊かな思考力を養成する。 そのためには、健全な教育の理論と手法を会得しておかなければならない。 これが、先人の責務である。 どんぐり倶楽部は、この健全な教育の理論と手法を提供する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年09月11日 09時28分39秒
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